舟越桂展

代休を取ったため1日お休み.東京都現代美術館舟越桂展を見に行く.いつの間にか半蔵門線で行けるようになってたが、美術館まで徒歩10分はこの暑さの中ではかなり辛い.

土日は混むだろうとの予想のもとわざわざ平日にして閑散とした美術館を想像してたのに、あらま、ジブリ展開催中だって.子供、しかも幼児がいっぱーい.ただジブリはここでも前売予約定員制をとってくれてたから子供で溢れかえってるわけじゃなかったのが救いだわ.

舟越桂展は予想外の人出で、これは土日は大変な混雑になりそう.お休み取ってよかった.以前にもあちこちの美術館で単発に見たことはあったけどここまで一気に作品を見るのは初めて.年代順に並べてあり作品の遷移がわかりやすかった.最初は日常の断片といった作品だったのが、最近は抽象概念の具象化といった作品に変わってきてるのが如実にわかる.どちらかといえば最近の作品の方に惹かれた.特に2003年の新作はどれも良かった.中でも一番最後に置かれていた「夜は夜に」は、悪魔というモチーフ、色使い、表情、どれをとってもまさに好みの一作だった.どの作品も正面からと側面からではがらっと表情がかわるのに驚いた.