三十三間堂 智積院

さて急げ急げ.タクシーにて三十三間堂へ.夏は冬より人が多いのね.ついこの間輸送中に腕が破損してしまったという国宝の風神像もちゃんと展示してあってほっとする.国宝級の運搬となると多分ペリカン宅配会社のスペシャリスト集団がやったんだと思うんだけど、こういうことも起こるんだねえ.大事にならなくて良かった.二十八部衆のいくつかは補修でどこかへ出張中.個人的に奥にいくほど見ごたえのある像に巡りあうんだけど、奥に行くころには自分がぐったりして集中力が途切れがちなのが痛い.一度逆そうしてみたい.

まだ少しだけ時間があったので智積院等伯を見に行く.いいなあ、ここ.ちょうど5,6組の見物人がいたけど、私たちが座り込んだ途端若い学生君2人を除き全員床にべったり座っていきなりゆるーい空間が出来上がってた.どれも素敵な絵なだけにその時の気分で気に入る絵が違ってくる.今日は秋草の絵が一番良かった.また時間がたっぷり取れる時にのんびり見たいな.