東京ヴォードヴィルショー『その場しのぎの男たち』
『新選組!』見てなかったら全然人の関係がわかんなかっただろうなーっていう大津事件に翻弄されるの政治家達のドタバタ劇です.
幕末無知だった私が曲がりなりにも人の名前の区別くらいつくようになったのは、大河に影響されて幕末関連の本を読んだからです.
三谷さんって『彦馬…』といい『龍馬と…』といい本当に単なる幕末オタクなのねえ
ちょうど勝海舟の本を読んでいたこともあって、劇中の伊藤博文と西郷隆盛の扱いに泣けてきたり、後藤象二郎に局長の姿を思い出したりと、まあ個人的にいろいろ思うこともあったりしました.
ところで私このDVDを流しながらPCいじったり文章書いたりとほとんど画面見てなかったのにそれでもばっちり話がわかるってのがいかにも三谷さんの脚本だなーって変なところで感心しました.場面は変わらないし、動きもそれほどないし、ほとんど会話で成り立ってるから見てなくても話が追っていけるの.あんまりいい見方じゃないけど、でも話わかるからさー.これ多分ちょっと手直しすればラジオドラマでもいけると思う.
伊東四郎はさすがでした.