花組芝居『シャンソマニア』

源氏物語を歌で綴ったお芝居.源氏物語といってもメインは父親と桐壺の更衣なので光源氏藤壺を見初めたあたりで終わりでした.
真っ白なシンプルな衣装で統一し、セットも真っ白な椅子をいろんなものに見立てるだけのシンプルなもの、その演出方法が良かった.いつもは過剰すぎてちょっと苦手な部分もある花組芝居が今回はあっさりとしていて見やすかった.肝な部分を外さず笑いを散りばめるというこの手の加納さんの古典解釈は好きです.
一番好きな桂さんはナレーション担当、植本さんは日替わりゲスト.おかげさまで植本さんにいじられる桂さんというおいしい場面があった.