Last 5 Years@シアターX

【作】ジェイソン・ロバート・ブラウン
【演出】鈴木勝秀
【出演】山本耕史 Nao

3回目.
今日は最前センターブロックだったので、最初からジェイミー中心観察デーということにしました.
なので芝居としてどうだったのか書くつもりもないし、どういう変化や進化があったのかは全くわかりません.


Naoは『Still Hurting』が前より良くなってたように見えた.高い声が幼いせいかワーッてなるところはどうしても駄々っ子に見えちゃうから抑え気味で歌った方が声からも演技からも甘えが消えていいと思うんだけどな.
遠くから見るより目の前で見たほうが身体の動きの癖が気にならないので前回よりイライラせずにはすんだ.


後半は特に山本ジェイミーに目が釘付けになりますねえ.あの切ない表情と声音にはやられます.
一番最後の曲では瞬きと同時にポタリと涙がこぼれてました.笑顔でジェイミーに向かって歌うキャサリンを見てる顔がみるみるなみだ目になっていくんだよね.
一瞬泣きそうになって声をつまらせるところや、キャシーが歌う後ろで荷物を片付ける芝居にこっちまでつられて泣きそうになった.
改めて山本君に集中して見てると、最初の頃は振動伝わるくらい縦横無尽に舞台を動きまくってるのに、最後のほうはほとんど動いていない.そういうギャップがジェイミーの変化を知らず知らずに伝えてきてるんだろうな.


目の前で見るといわゆる舞台化粧ってのをほとんどしてないように見えたけど毎日そうなのかしら.ほぼ素肌でしたよ.
やけにヒゲが濃かったのはマチネ&ソワレデーで気が抜けたとか?
えーっと、今更ですが可愛かったです.