米朝の上方歌舞伎
最終回一力茶屋からでした.ちょうど今読んでる『MEMORIES OF GEISHA』で一力茶屋が出てきたところなのでちょっとした偶然です.
仏壇に四十七士の木像が祭られていたりと忠臣蔵に縁のお茶屋らしさがそこここに残っているようでした.
十三世仁左衛門と二世鴈治郎が今日のテーマ.十五代目仁左衛門丈のインタビューが流れた.やった!
十三世の自主公演の話は仁左さんが語るのをどこかで聞いた記憶がある.今でこそ南座や松竹座で年に何回か歌舞伎公演がかかり、上方では東京とは違い松嶋屋や成駒屋さん中心の演目もあるけれど、そんな大変な時代があったんだ.そう思うと鴈治郎さんが上方歌舞伎にこだわる気持ちも理解できなくもない.
ラッキーなことに20歳の孝夫さん演じる女殺油地獄の一場面の写真とH10年の同じ演目の映像が流れた.仁左さんの与兵衛は見逃したので一瞬だけでも見れたのが嬉しい.