劇団☆新感線『吉原御免状』楽日

会社休んでMIHOっちと一緒に楽日に行って来た.

新感線楽日恒例のおせんべいです.しっかりもらってきましたー.
偶然椅子の上に落ちてきた.周りが奪い取る人たちじゃなくて良かった(帝劇やバレエ会場では結構いる)
別々に見ていたMIHOっちも無事GETできていたので2個並べてみました.
ちゃんと「吉原御免状」の焼印入りです.
右下の一見バーコードに見える箇所にはローマ字で「新感線プロデュースいのうえ歌舞伎」と細かく書いてあります.


前方センター寄りで観劇した前2回と違い今回はかなり後方だったので、セットや照明といった演出効果がばっちりだった.ちょうど斜め前に一人だけほかより5センチ以上も座高の高い人がいて、しかもその人がひっきりなしに頭を左右に揺らすので、必ず目に入ってきて最後まで気になって仕方が無かったけれど、それさえなければかなり良いViewを得られました
特に意識しなくても舞台全体が目に入るからとっても楽.それにこのくらい後ろでも結構表情も見えるものなのね.


今回の吉原は『アテルイ』や『アカドクロ』のように物語の中にずっぽり入り込んでしまうこともなく、比較的冷静に最後まで見ていられたので、実は音響や場面展開での動線などいろいろ気になることはあった.
でも新しい大人な新感線の第一歩としていろんな可能性を見せてくれた舞台だった.
いわゆる客演の皆さんも客演とは思えぬはまりっぷりで、今回は劇団員と客演の使い方のバランスがとても良かった.
しいていえばかなこさんがもう少し出張ってくれたら良かったな.大人の色気で素敵だったのにあれだけなんだもん.
聖子さんやじゅんさんはちょっとした出番でもさすがにぴしっと決めてくるね.上手いよな〜.
古田さんは悪役敵役以外でも見てみたい.
逆木さんは足を痛めたのか杖をついての登場でした.大阪までに良くなってるといいのだけれど.


いろいろ印象的な場面がある中でも、とっても新感線らしいクグツの集会(?)シーンが特に好きだった.賑やかな衣装やダンスが楽しい.
それからひそかにいろいろ変わる暖簾のファンでした.特に勝山の家にかかってた兎の暖簾が可愛かった.


最後の立ち回りはあっという間すぎ.役者の体力無視して言わせてもらえばあの倍、いや3倍は見ていたかった.
堤さんも古田さんもかっこいいんだもん.


今日のハプニング:

  • 吉原の地獄訪問のシーンで、おひょいさんが椅子から落っこちるというリアクションをとっていて、村木さんは本気で焦ってたっぽい.びっくりしたー.おひょいさんは名前の通り一番ひょうひょうとしてて空気のように自然に漂ってるのが凄い.
  • 家康襲撃シーンで堤さんが刀をすっ飛ばしてた.最後の一人が残ってただけだったので、幕の後ろですかさず敵方から刀を受け取って対処してた.さすが!


カーテンコールでは古田さんが毎回違うプロレスのポーズをしてた.堤さん、古田さん、じゅんさんトリオのアンガールズも.
善さんと聖子さんは毎回2人で楽しそうに踊ってる.善さんがいっちばん客を煽ってるね.そして一番楽しんでそう.


ふと右上を見上げたら中島かずきさんがいらしてました.