プルミエール・スペシャル 藤原竜也 in N.Y.
ようやく見た.
近代能楽集のNY公演特集.
とはいえNY公演そのものというよりは、NY公演にかける藤原君と蜷川さんの意気込みを追ったものだった.
本読みの段階で台詞の一言一言にダメ出しが出てるんだ.
しかも稽古の時に直されてた言い方と実際の舞台ではまた全然違っていた.
客としては舞台の上に提示されたものが全てであってそれで満足すべきなんだけれども、ああいうのを見るとどうやってその舞台が作られていくのか、その変遷をぜひ見せてくれって思う.
もちろん『近代能楽集』の舞台ももう一度見たい.これはDVD出ないのかしら.DVDが無理ならBSなりWOWOWなりで放送してほしいんだけどな.
三島の戯曲に対する蜷川さんの「俳優を信頼してなくて言語で完結している感じ」という演出家ならではの感想が非常に印象的だった.