ロミオとジュリエット

ディカプリオがロミオを演じた映画です.
今まで特別にディカプリオを美しいとか思ったことはなかったけれど、この映画のレオ様は輝いてました.びっくりです.
現代のヴェローナというよりかは架空の暴力都市ヴェローナに舞台を移したシェイクスピアでした.
ただどうやらアレンジ無しのシェイクスピア台詞を使ったみたいで、台詞の響きが心地よかった.
あまりにも周囲の大人たちの態度がひどいので、去年の蜷川ロミジュリよりも若い恋人たちに同情できた.
最後のお墓のシーンでパリスがいないことと、毒を飲む瞬間にジュリエットの目が覚めるという演出を面白く見た.
死に際にジュリエットと見詰め合うロミオ、自分の腕の中で死んでいく恋人を見つめるジュリエットというのは悲劇をより一層盛り上げるには効果的でしたね.radioheadの音楽がぴったりはまってて、Radiohead以外の音楽のチョイスや使い方も好きだった.
そっか、これって『ムーラン・ルージュ』のバズ・ラーマンの作品だった.音楽が好きで当然だわ.