万葉集

万葉集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)
最近角川のビギナーズクラシック『万葉集』を暇な時に少しずつ読んでいる.
学生時代は何が面白くて古典なんてやらなきゃならんのだと思ってたほどの古典嫌いだったのに、今は楽しくてしょうがない.
万葉集の歌は、和歌といえば思い浮かぶ本歌取りや暗喩といったベースの知識をあまり必要とされないので、とってもわかりやすい.もちろん歌によって好き嫌いはあるけど、長歌よりは短歌のほうが好き.というか長歌は長いので読んでるうちに私の古語知識ではわからない部分が増えてきてしまって集中力が持続しない…


昔から詩を暗記することは苦手だったので、有名な歌も知らないし、いいなと思う和歌も全然覚えることができない.それでも実際に松山の資料館で見た額田王の「熟田津に…」の歌とか、自分の行動とどこかリンクするものがあると記憶の奥底に残ってたりするものなのね.