ダンス・オブ・ヴァンパイア

たまきちゃん可愛い.でも出番思ったより少ない.
感想のちほど.


【追記】
凄く見たかった作品。もっとお馬鹿かと思ったら意外とそうでもなく…。できればこの倍ははじけてほしかったかも。そういう意味で市村さんはさすが。ちょっとした動きや仕草でいかんなく面白みを発揮していた。最初に山口さんのヴァンパイアが登場した時には、なんとまあ動きが鈍そうで重そうなヴァンパイア!!ってびっくりした。最終的にはこのとろそうでマイペースなとこが山口さんの味なんだろうなーって納得した。全然怖そうじゃなかったけど、ストーリー的にこれはこれでいいんだよね?
たまきちゃんは金髪巻き毛が超似合う!可愛い〜!この演目の目的は歌とたまきちゃんだったのでその点は大満足。しいていえばもう少し出番が多ければもっと良かった。レミゼの時とは歌い方を変えていて、それほどクラシック寄りの発声ではなかった。こういう声も出るんだね。
宮本裕子も可愛くて思わずメイクを凝視。今回はゴシックホラーということで好みのメイクや衣装が一杯。ミュージカルで衣装が素敵なことは大事よね。
浦井君はもしかして初めてか?何か見たかなあ。結構おとぼけ演技ができて好感触。可愛いし愛嬌もあるし人気が出るのもうなずけた。
吉野さんのはじけっぷりに驚愕。何より本人が一番楽しそう。いつでもまた新感線に来てください。
さて劇中の要所要所でボニー・タイラーの『Total Eclipse Of The Heart』のメロディーが流れ、クライマックスでヴァンパイアとサラのデュエットがあるのですが、個人的には全然パンチがなくて物足りなかった。元歌を知ってるだけにどうしてもあの歌声が記憶から蘇ってきて、ちがーう!って思ってしまった。
最後の『Tonight Is What It Means To Be Young』の大合唱、これまたオリジナルバージョンが耳をよぎってダメ。英語歌詞が先に浮かんでちゃうし。最初はレミゼもそうだったから日本語に慣れれば大丈夫かも。でもこの曲での全員のお祭りダンスは楽しかった!客席もオールスタンディングで会場中がパーティみたいだった。気づいたら浦井君が前の席で客を煽ってたりとキャストも本当に楽しそう。
途中に入る意味不明なヴァンパイアのダンスがかっこよかった。おざなりダンスじゃなくて見ごたえたっぷり。その時だけハードロック調に歌える人たちが歌ってたの。全編これでいいのにと思ったものの、スター制度じゃ無理か。こういう歌で全部聴きたかった。