RENT

舞台RENT初体験.普段の演劇より男性が目だった.私の隣にいたカップルも男性の方が熱く語っていて、男性のファンも多いのだなーと実感した.
本編はというと、映画見ておいてよかったー.でないと展開についていけなかったかも.映画見てたおかげでなんとかストーリーを追っかけてくことができた.字幕が少なすぎるのも問題.映画くらいの量の字幕が出てくれたらもう少しわかりやすくなるんじゃないかしら.
舞台だと断片的に1年が描写されるので映画よりもスピーディーで勢いがあった.そのかわり繊細な感情は映画の方が良く伝わってきた.映画は初演のキャストということで実年齢も上がってきてるし、ちょうどその年齢にあった作りになっていたと思う.舞台は若いエネルギーを前面に押し出してとにかく押して押して押してくるといった印象を受けた.この落ち着かない感じが彼らの焦燥感に繋がるんだろう.
厚生年金だからもう少し音が良いかと思いきや、意外と音が悪い.かなり後ろだったから場所の生もあるのかもしれないけれど、それにしても音の迫力に欠けた.とりあえずもうちょっと大きな音でもいいんじゃない?少し離れた場所のお喋りが聞こえてきちゃうくらい音が小さかった.ロックコンサートばりの大音量でもいいのに.あとマイクがちょこちょこ効いてないのも気になった.
全般的にどのキャストも良かったけれど、ミミだけイマイチ.好みの声じゃないことと、あとどっかの訛りがあるっぽい発音が苦手だった.動いて歌うと声が弾んでしまうのも気になった.
カーテンコールの『SEASON OF LOVE』の大合唱が楽しい!バンドメンバーが最後通路を駆け抜けて行ったよ!