ギメ美術館

http://www.museeguimet.fr/



今回絶対行くと決めてた美術館.日曜日だから無料でした.ラッキー.しかも音声ガイドも無料(これはいつもなのかしら?).
当初は2時間くらいあれば十分かなーって思ってたのに全然甘かった.あまりに楽しくて気づけば4時間以上も滞在してた.



特に楽しかったのはGround Floorの東南アジアの仏像群.普段日本の仏像の木目を愛してやまない私ですが、今回はこれらの石仏の美しさに惚れ惚れ.特にカンボジアの仏像の静かな表情と仕草にはうっとりです.

東南アジアには乳房もあらわな女性神像が多くあった.インドのヒンズーの影響を強く受けた装飾的でセクシーな女性像は見慣れているものの、東南アジアのようにシンプルで仏像に近いフォルムのものは目新しく目を惹いた.写真の三尊像のナーガに守られている像は中でも特に美しかった.
腰に猫皮を巻いているのはシヴァ神の印だそうだ.それを示す猫の足や顔がキュートな像も印象が深い.





チベットアフガニスタンの仏像もいい.チベットの小さくて神秘的な造形の仏像は細部までじっくり観察したくなるオーラを放ってた.
日本の仏像はさすがに日本にあるもののほうが断然良かった.残念.




写真撮影OKだったからいそいそデジカメ取り出したら、なんと、充電器に電池入れっぱなしでカメラに電池が入ってなかった!
ショーーック!
今日のためと思って昨日充電したのがかえって失敗だった…
しょうがないから携帯でと思って電池を気にしつつ撮ってたら、後でWQVGAサイズで撮ってたことに気づいた.
再びショーーーック!
てっきりUXGAで撮ってるとばかり.せっかくのカンボジアの仏像がちっちゃい画像しか残らなかった.


いつもは写真で満足するのだけれど、今回ばかりは多少の荷物になろうともガイドブックを買っておいて良かった.でも80Pほどしかないので東南アジアやチベットでいいなと思った仏像が載ってなかった.
再度と言わず何度でも訪れたい美術館です.


最後に地下にエスニックレストランがあったので22ユーロでランチを食べた.見学に疲れた身体にはすぐにご飯が食べられるのは便利.