PARCO PRESENTS『みんな昔はリーだった〜EXIT FROM THE DRAGON〜』
最近チケットを取ってから後はすっかり放置ということが多くて、今回も大王が脚本ということ以外の全てを忘れ去ってる状態で劇場に行ったので、キャストが出てくるたびに「この人が出てたのか!」と驚くことしきり。特に板尾さん成志さん。まったく忘れてました。
最前列端での鑑賞。おかげで伊藤正之の部屋ばかり目の前でみることとなりました。大王ってこういう演出好き?ザリガニの時もこうだったなーと懐かしくなった。
タイトルを見てもリーがなんのことだかさっぱりわからず、チケピで「リリー」と書いてしまったくらいだ。なんと、ブルース・リーのことだったとは。冒頭ナレーションでもあったように「みんな昔はジャッキーだった」とでも言われれば、なんとなーくジャッキー・チェンかな?くらいには予想できるかもしれないけど、リーじゃねえ。ピンとすらこなかった.
そんななので最初の頃のブルース・リー傾倒エピソードあたりはたるいぜって正直乗れなかった.イジメのシーンを見てるのも辛かった.たとえいじめてるのが中学生の姿をした存在自体が既にネタな成志さんやホリケンだとしても辛いものは辛い.シチュエーションがリアルなのがまたさ.カビ人間がいじめられてるのとはわけが違う.
大王なだけに後味のわるーい結末になるのか、それともほのぼの温かい話になるのか、見事に五分五分の確率があるだけに、途中まで今回は大王はどっちを狙ってるだろうって伺うような気持ちで見続けてしまった.結果、しみじみあったかいお話になったから、どうやら板尾さんがダメユキだなと気づいてからは安心して話に浸かることができた.
PARCOというよりはスペースゼロあたりでワイワイガヤガヤ身近で感じる方が適してるようなお話でした.