K.u.K(カー・ウント・カー)

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Sさんと会社近くのオーストリア料理店に行ってきました.
オーストリア料理と言われてもまったくピンと来ません.それはメニューを見ても同じで、フレンチやイタリアンならなんとなーく見覚えのある言葉が並んでいるのにドイツ語はさっぱりわかりません.素材が何かということはわかっても調理法の検討もつきません.
とりあえず8000円のコースを頼んみ、普段とは一味違うお料理を楽しんできました.

  • ミモザ
    • 食前酒として.お隣のウィーン菓子のお店ツッカベッカライ・カヤヌマの焼き菓子がついてきます.芥子の実たっぷりの薄焼きクッキーがおいしい.
  • アミューズ
    • サバとポテトのパイ包み.パイといってもバターを使わないクレープのようなあっさりした生地のもの.
  • 生ハム
    • イベリコ豚に惚れこんだハム造りの名人が、中国にいるなんとかっていう豚をこの豚ならばと納得して作ったというハムは、色や香りがイベリコ豚の生ハムに似た印象.もう1種類は新鮮で柔らかいあっさりハム.付け合せのソースが絶品でした.
  • スモークサーモン
    • 肉厚のスモークサーモンがたっぷり.
  • ビーツのスープ
    • ビーツなんてロシア料理でしか食べたことが無かった.生のビーツから作ったというスープはにんじんのスープのような色と甘みがあっておいしい〜.あわ立てた鮮やかなオレンジの真ん中には緑色のパセリの泡々スープが、そしてその真ん中にはうずらの目玉焼きが浮かんでた.カラフルで見た目にも楽しい.
  • 赤ワイン
    • オーストリアの葡萄を使ったという2004年の赤ワイン.名前は忘れました(というか最初から覚えてません).普段好んで口にするフランスワインとは明らかに違う.葡萄の種類の違いが大きいのかな.癖がなくさっぱりあっさり.もう少しコクやまろやかさがあるほうが好みかなー.
  • 鯰のパイ包み
    • 鯰に初挑戦.多少泥臭いのかなーと覚悟してたけど、弾力のある白身のあっさりしたお味でした.川魚のムースと一緒にアミューズでも使われていたオーストリア独特の生地で包んであり、かぼちゃのペーストが添えられていた.このかぼちゃのペーストがとっても甘くて存在感たっぷり.魚のほうが比較的淡白な味なのでこのくらい濃いソースのほうが飽きずに食べられる.
  • デザート
    • ケーキというよりは素朴な焼き菓子といった印象のデザートでした.バニラのアイスと、ナッツがかかった焼き菓子、パンケーキの3種類.中でも口の中で溶けちゃうくらいフワフワなパンケーキが気に入りました.
  • ウィンナー・メランジェ
    • 通常ウィンナーコーヒーと言われると生クリームを思い浮かべるけれど、ここのはカフェオレと同じくミルクをあわ立てたもの.ここでもお隣のお菓子屋さんのチョコがついた.残念ながらお腹が一杯で食べられなかった.


〆て約16000円.