岩船寺

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車で北上すること約10分弱。あぜ道かと思うような細い道や峠が続いたり、対向車とすれ違えない場所もあったりして結構ドキドキ。
長年の京都旅行で妹の細い道&峠運転技術は確実にあがったはず。一方ナビのおかげで助手席の負担はほぼゼロになった。技術の進歩って素晴らしい。
以前夏に来た時は(検索したらあれって2001年だってよ!>妹。時の流れが速すぎて恐ろしい)拝観客は私たちだけで本堂でお茶とお菓子まで頂いてのんびりしたものだったが、今回はこちらも駐車場に車がいっぱい!人もいっぱい!GWってすごい。
本堂のご本尊は阿弥陀如来。説明によると平等院よりも古く密教系のため袈裟が赤く腕が太いのだとか。赤の彩色が一部残っていた。
ぷくっとしたほっぺが愛らしい童顔の四天王が周囲を取り囲んでいた。この手の新聞4コマ漫画的なお顔はほとんど見たことがない。
五重塔のご本尊だという文殊菩薩像はお堂の後方の御簾にいらっしゃいます。小さい仏様です。
ここでは3頭身の十二神将が物凄く記憶に残っていて、今回再会できるのがとても楽しみだった。ちょうどご本尊の真後ろにいましたいました。白い色が小さいサイズにはぴったりです。
御朱印阿弥陀如来で。

JR東海の「そうだ京都へ行こう」ポスターにも使われたという三重塔は修復のおかげで鮮やかな朱色に輝いてました。新緑とのコントラストが美しい。
春の特別後悔で中の絵が見られたので別料金ではあったもののせっかくだからと見てきた。おそらく修復の際に新しく描かれたと思われる壁画は描いたばかりかと思えるくらいに色鮮やかで、衣装の模様など細部まではっきり見ることができる。
截金好きとしてはこういう絵を見るとやってみたくなってしょうがない。