最近読んだもの

めっきり本から遠ざかっているものの、全然読んでないわけでもない.昔は月に何冊か読めてたのに今や1冊読むのに何ヶ月かかってることやら.
図書館が最寄り駅直結ビルに移転してきたから、これからどんどん活用しなきゃ.

父子十手捕物日記シリーズ『蒼い月』『鳥かご』鈴木英治

蒼い月―父子十手捕物日記 (徳間文庫)鳥かご―父子十手捕物日記 (徳間文庫)
気負わずさらっと読める時代物.素直で明るいお調子者の主人公の文之介が気持ちがいい.お父上は渋くて強くてかっこいいし、お春やお克といった女性陣も優しい美人ぞろい.一話完結とはいえシリーズ物なのでレギュラー陣の関係がどう進展していくのかも楽しみの一つ.
意味なくおいしい食べ物の描写が多いのは時代物の定番か?池波正太郎以来の伝統?

今市子『夜と星のむこう』

夜と星のむこう 第1巻 (SGコミックス)
今さんは説明が少ないので、こちらの頭をフル回転させないとたまに何がどうなってこうなってるのか本当にわからなくなる.もともとファンタジー要素の想像力というか妄想力が貧困なので今回も、えーっと、で誰が誰でどういう関係?ってついていくのが難しかったー.