スウィニー・トッド

何が何でも定時で上がるぜって有無を言わさぬ勢いで会社を出て、2回も延期してた映画にようやく行けた.Hさんと新宿で待ち合わせ.バルト9に行こうってことで新宿にしたのに前売り券が使えるのはミラノのみ.んなわけで新宿ミラノに初めて足を踏み入れました.とりあえずでかいスクリーンはいいね.
思ったよりリアルで、もっとファンタジー寄りな映像を作ってくるかと思ったからちょっと意外だった.スリーピー・ホロウに近いなと.舞台だとミュージカルということもあいまってかなり作り物というか童話的な印象を受で結構笑えるシーンも多かったと記憶してるけど、映画だとさすがに笑いが出る雰囲気ではなかった.でもミセス・ラヴェットんとことか意外と笑えると思うんだけどね.こう、こそっとユーモア(かなりブラック)が挟んであると思った.
中年2人のキャスティングも若者2人のキャスティングもいかにもティム・バートン好みといった感じ.ソンドハイムのメロディーってかなり難しいと思うんだけどかなり歌えてて驚いた.ジョニーは声がいいね.スリーピー・ホロウのような萌えは無かったけど、なんというか切ない愚かさが印象的な映画だった.もう1回くらいは見たいかなー.