HEDWIG AND THE ANGRY INCH@新宿FACE

お久しぶりのHEDWIGに再会です.まさかの1列目センター付近という目のやり場に困る席にて見てきました.もともと背の高い山本君がバカ高いヒールのブーツ履いてるもんだから、とりあえず「デカッ」って印象.贅沢というか我がままを言うようですが、できればもう少し後ろで見たかった.ライブ形体ということもあり、目の前で見るとどうしても山本耕史としてみてしまう部分が強くなり、HEDWIGとして見るのがなかなか難しかった.まあ、これは1列目というだけでなく山本君自身への思い入れも随分影響してるんだろうなあ.たぶん特別ファンだってこともない俳優が演じたら例え1列目でも本人気にならないと思うもん.
相変わらず締め部分のexquisite corps、Midnight Radioが素晴らしかった.あとWicked Little Townでのなんとも幸せそうな優しい笑みにグッときた.オーブンに頭を突っ込むところ、前は笑いが起きるくらい大胆に頭振ってたのが、今回はそっと頭を入れるって風に変えてて、それによってオーブンの中の音楽の世界がいかにHEDWIGにとって大切だったのかが伝わってきてジンときた.
熊のグミ投げるとこでちょとした客いじりあり.ところどころアドリブ入れて笑いをとる余裕あり.
イツァーク役は『トミー』以来2度目ソムン・タク.迫力BODY&VOICEのイツァークでした.山本君とのアンサンブルがどう響いてたのかが気になるところ.