のだめカンタービレ 最終楽章 前編

期待以上に楽しかった.特に音楽をたっぷり見せてくれたので大満足.音楽の映画で音楽をちゃんと扱っていてくれるのがのだめのいい所だと思う.音楽を大切にしながらもちゃんと笑いを入れつつストーリーも押さえるというバランスがとても良く出来てたと思う.たっぷりロケしたヨーロッパの景色も映画ならではの大スクリーンで見ごたえたっぷり.
てっきり楽友協会での指揮シーンが多いかと思いきや、1812年がたっぷりだった.後から聞いたら楽友協会は1日のみのロケだったんだってね.そりゃ短くなるわけだ.玉木君の指揮がドラマとは見違えるくらいに上手くなってて、ようやく平常心で指揮を見られるようになった.のだめのトルコ行進曲の演出もこっちをワクワクさせるのがホント上手いなー.とはいえ一番気に入ったのは変態の森シーン.往年のミュージカル映画みたいであそこだけ何度もリピートしたいくらい.第九を歌う動物の表情が面白すぎて映画館なのに笑いをこらえるのが大変だった.
あんまり面白かったんで最近はとんと買わなくなってたパンフまで買っちゃった.早く続きがみたーい.