パイレーツ・オブ・カリビアン

東京だと人が多くてすんなり見れそうにないので『躍る大捜査線』を見に行こうかとも思ったが、誘った母親に「刑事物と海賊物のどっちが見たい?」と聞いたところ「刑事物はTVで見られるから海賊がいい」と言われあっさり『Pirates of the Carribean』に決定.大きなスクリーンで見るなら海賊物のほうが正解かもね.
シネコンっぽいところはさすがに混んでそうなので一番空いてそうな柳ヶ瀬に向かう.お盆の水曜日女性サービスデーだというのにさすがに空いてるなー.それでも半分くらい埋まってたってのはこの場所では混んでるほうなのか?

さて映画のほうはというと、長いけど頭空っぽにして見ることのできる気晴らしにはもってこいの作品だったジョニー・デップはここでも一風変わり者を演じてた.Disney映画でも自分の持ち味を捨てたりはしないところがさすがだ.スリーピー・ホロウといいこの人はとぼけた役が似合う.というか真面目にやっててもとぼけて見える.貴族の娘という設定のヒロインも、やたら気の強い行動派だったので全くうざくない.そこまでするかって逆に驚くくらいのパワフル娘だった.甘いマスクのヒーローもエキセントリックなジョニー・デップとの対比が良かった.ただCG使い始めたら止まらなくなってしまったかのようなくそ長い戦闘シーンは正直飽きる.いつまで骸骨と戦ってんだよー.でもまあ娯楽映画としては合格.