オリガトプラスティコ 『西へゆく女』 @本多劇場

作:岩松了 演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ

広岡由里子 宝生舞 渡辺いっけい 長塚圭史 安澤千草 八十田勇一 矢沢幸司 鈴木リョウジ

体調もろもろのタイミングが合わなかったのか、最初の30分眠くて眠くて肝心の話の起の部分がわからないまま最後まで見なくてはいけない羽目に陥ってしまった.んー、そもそもの前提がさっぱりわからん.後半おもしろかっただけに残念だ.渡辺いっけいが素晴らしかった.特に好きな役者ってわけでもないのに出てくると釘付けだったもの.うっまいなあ.

本日の客席目撃情報は中山祐一郎に高橋由美子.中山祐一郎はなんでレイなんてかけてたんだろう.めっちゃありえん格好だった.

最後まで話の展開が良くわからなかったのは途中寝てしまったせいかと思いきや、あちこちのレポートを読む限りちゃんと起きててもついていくのは大変だった模様.なーんだ.

魅力的な役者ぞろいで見ごたえはあったけど、とりとめのないまるで夢の中(しかも悪夢)の出来事のようなシーンの連続で、何がなにやら.このわからなさが魅力ということなんだろうか.長塚圭史と安澤千春の関係もよくわかんなかったし、っていうか長塚圭史は生きてるの?死んでるの?もうそこからわかんない.わたし、バカすぎか?

宝生舞は不思議系な女の子役がぴったりだった.つい目が行く華やかさもいい.なんだか良くわからない展開の中で渡辺いっけいが登場すると途端に明瞭な空気が漂ってきた.上手いよなあ.