ヤフオクで買ったSWITCH『DISTANCE特集号』が届いてたのでじっくり読む.監督インタビューはじめメインキャスト全員の個別インタビューもあり、予想以上の充実度.最初の構想と実際の映画の隔たりが監督の中では一直線上にあるらしく、そのあたりが一度読んだだけではストンと入ってこない.
ARATAくんに侵食される伊勢谷くんっていう初期構想そのままの映画が是非見たかった.キャストのインタビューを読むと今まで漠然としかわからなかった「台詞がない設定だけの脚本」というものの実態がおぼろげながらわかってきた.あそこもここも、決められていない役者の内側から湧き出た言葉だったんだってわかってみると、また映画が見たくなってしまった.インタビューを読む限り、こういう変則的な撮影に順応して楽しんでいたのが
ARATA、りょう、浅野の3人、とまどい気味だったり悩んでたのが寺島、夏川、伊勢谷の3人って感じ.でも全員とても真剣に役に取り組んでいたのが伝わってきて高感度アップでした.
録画しておいたのを見た.
トム・ハンクスと
メグ・ライアン競演という普段あまり見ないタイプの映画だ.
トム・ハンクスが金持ちのちょっと嫌味な(でもいい人)役をやってたのに驚いた.これって『Pride and Prejudice』がモチーフになってるってことよね.気軽に楽しめるから何も考えたくない時にはもってこいの作品だった.