第1回『黒船が来た』

大河ドラマ新選組!』、舞台好きとしては土方役が山本耕史君、沖田役が藤原竜也君ときいて見ないわけにはいきません.ほかにも山のように舞台役者出るし(あくまで三谷脚本をあげないあたり個人的なこだわり)珍しくドラマとして楽しみなわけです.第一話、期待通りのおもしろさで今後も期待できそう.
問題は新選組と幕末に興味がないどころかどちらかというと嫌いな私が、これからの暗い展開についていけるかどうかだな.


山本君の土方は色っぽい!農民である自分の地位に卑屈になってる目つきがいいねー.マリウスの可愛らしさとは別人!顔にあわない低い声もいい.なにより驚異的な色の白さに唖然とした.なんだろ、あの白さは.


藤原君の沖田は、これまたこの間見た悩めるハムレットとはまるで別人だった.彼はシリアスな愛憎渦巻くドラマでの悩める青年役が一番はまるんじゃないかと勝手に思ってるだけに、こういう天真爛漫キャラの沖田をどう演じていくのか興味津々.
大倉君は相変わらず情けない役がはまるなー.


堺雅人の甘い声は反則です.『ヴァンプショウ』の情けない青年とはうってかわって随分大人の男っぽくていいじゃないですか.


とりあえず最初の桂襲撃シーンで顔見せ的に登場人物を紹介してくれたのでほんの少しだけ新撰組のメンバーの人となりがわかった.これからこういう人達が登場してくるのねーってことがわかっただけでもあり難い.


とりあえず山本君はずっと出るってことでしょ(←結局問題はそこだ).正直なところ坂本竜馬とか桂小五郎が何した人か良く知らないんだなあ.あまりに幕末〜明治の政治には興味がなくて.これを見続ければ多少なりとも人物関係くらいはわかるようになるのかね.