宮部みゆき『龍は眠る』再読

龍は眠る (新潮文庫)

龍は眠る (新潮文庫)

そんな中、久しぶりに宮部みゆき『龍は眠る』を読んだ.「少年2人が出てくる話」としか覚えてなかったから、まったく新しい気分で読むことが出来た.推理小説を2度楽しめるトリ頭で良かったのか悪かったのか…


これ確かドラマ化されたよね.当時原作のイメージが壊れるのがイヤで見なかったんだ.誰がやったのか気になって検索してみたら、高坂は石黒賢だったのか.もっとくたびれた中年男性を想像してた.でももっとイメージ違いなのは直也役の東幹久.やせっぽちで青白い不健康そうなもやし君を想像してたのに、めちゃ色黒健康そうじゃん.慎司役の子は名前を見てもわからなかった.意外にも原作ファンにも評判が良さげだから見ておけばよかったかなあ.そういや『レベル7』も主役が浅野ゆうこってことで見なかったんだ.キャスティングって大きい.結局宮部さん原作物って「茂吉の事件簿」しか見てない.丁寧に作ってあって良い出来だった.