サプリ

朝から亀ちゃんと伊東美咲がフジジャック。
2人が語る説明を鵜呑みにしてドラマを見てみたら、説明と実際に繰り広げられるドラマの内容とのギャップに戸惑い続けてしまった。
伊東美咲は恋も友情も二の次の仕事人間じゃないの?
亀ちゃんは仕事なんてって思ってる若者なんじゃないの?
どっちも中途半端で2人がどういう人間なのか全然伝わってこなかった。
しかも台詞のセンスがまるでない。特にモノローグがやばい。伊東美咲が心の声を語るたびに「もう勘弁してください」と土下座したい気分になった。恥ずかしすぎる。
比較すべきじゃないのだろうけど、やっぱクドカンって天才だなー。


伊東美咲が仕事が出来る女性にまったく見えない。しかもどこをがんばってるのかどこを苦労してるのかさっぱりわからん。本当に忙しい時に習い事に行ってる暇なんてあるわけねー!!レストランに顔出す暇があるくらいなら、それを忙しいとは言わん!とりあえず会議出てる、とりあえず会社で寝てる、とりあえず机に向かってる、そんな描写では「別に普通」としか思いません。
仕事一直線という説明のわりに、普通に愛嬌があって普通に優しくて、むしろ他の女性のほうがバイトを下にみてなかったか。バイト君が「ばーか」なんて書いて帰ったら雷落とすくらいの設定かと思ってたのに、なんか解釈が違うらしい。恋に興味がないとも聞いてたのに、亀ちゃんとの出会いと恋人との別れが同時進行ってのもどうかと。かつてこういうことがあって今こうなりましたってほうが人物描写としてわかりやすくない?これだと失恋した痛手でもあって新しい出会いに惹かれたのねって思ってもおかしくないもん。恋人に別れを告げられて泣くシーンなんて、わっかんないなーって思って見てたところへのダブルパンチ。余計にどんな女性かわからな
くなってしまった。
亀ちゃんのキャラも中途半端。仕事なんて金でしょ?って言ってるわりに、結構やる気になって傷ついたりしてるし。言ってることに一貫性がなくて掴みづらい。もしかしてあの職場にいて、しかももしかして伊東美咲を見て仕事に対する姿勢が変わったとか言いたいんじゃないでしょうね。
とりあえず1話目は2人の性格の違いだけ見せてくれればまだ良かったのに、展開が急すぎてラスト亀ちゃんの「この時間がもっと続けばうんたらかんたら」って台詞が「は?なんで?」としか思えなかった。
正反対の2人がギャップに惹かれてって話だと思ってたのに、どうやら違うのね。


エピソードの処理の仕方も中途半端でいらいらする。落ちたメモとかさ、あんな意味深に演出されたら何かの伏線かと思うのに、単に「伝言伝わってないよ」ってだけですか。亀ちゃんが書いてた企画書(?)も捨てられたままなんのオチもなし?だったらもっとさらっと流せばいいのに。「これ後でなんか関係する?」って思ったことがことごとく捨てられてる印象があった。突っ込めば面白くなりそうなのに、さらっといっちゃうのが月9クォリティなのかしら。


明らかに伊東美咲恋物語より佐藤浩市シングルファーザー物語のほうが面白そうだし興味もあるのですが、路線変更していっそそっちにしませんか。


あの広告会社は松竹のビルに入ってるのね。あそこanegoでも使われてたし結構使われてるよね。
そういえばクロサギで黒崎が捕まったのはアンフェアで木村多江が撃たれたのと同じNTTビルだった。あそこもロケメッカなのかしら。
恋人が待ちぼうけくらったレストランは市ヶ谷のAu Gout du Jourっぽかった。