ピンチクリフ・グランプリ

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30年前に作られたノルウェー人形アニメをHさんと見に行ってきた。
今回は字幕版を選んだけれど、かなり細かいギャグが散りばめられてるっぽいので日本語版でも良かったかも。
小さな町の自転車修理工のおじちゃんが、アヒルハリネズミという2人(2匹?)の助手と共にグランプリに挑戦するというほのぼのといい気分になれる映画だった。
一つ一つの細かい動き!魅力的なキャラクター!各種言語が空耳なノルウェー語!と魅力がいっぱい。
動きが滑らかでじっくり作りこんであるのはもちろん、驚いたのはカメラアングル。かなり長い時間が割かれていたレースシーンが、まさにF1並の臨場感!車体カメラで撮影したような映像が随所に出てきて、どうやって撮影したんだろうって不思議だった。
レースで修理工のおじちゃん自身がドライバーなのにも驚いた。エンジニア兼ドライバーなのかっ!すごいな。しかもロケットエンジン付きレーダー付きの超ハイテクマシンなのに、ブレーキは「自転車のブレーキを改造」ですって。ここ、笑うとこ?笑うとこだよね?
優秀で機敏なアヒルに対し怖がりで間抜けなハリネズミだったけど、2匹とも最後にはちゃんと役に立ってた。何故かハリネズミは起き抜けにすぐリュックを背負うの。毎日お出かけかって突っ込みたくなる可愛さだった。
「お金持ち=アラブの石油王」というのは30年前から万国共通の認識らしい。
テント暮らしに愛車はロールスロイス、ピカピカ光る指輪にサングラスって、「アラブの石油王」から連想されるものまで一緒だった。
まつげバチバチベリーダンスを踊るセクシーアヒル嬢や、何故か唯一言葉が喋れなくてアヒルに「猿」呼ばわりされるゴリラの運転手とか、ストレートなモチーフ使いが安心。

初めてじっくり聞いたノルウェー語。ところどころ明らかに英語イタリア語フランス語等々といった多言語の言い回しが出てきた。各種言語の折衷案的な言語なのか?単語じゃなくてフレーズとしてだからね。どういうことなんだろう。
吹き替え版も見てみたいな〜