HEDWIG AND THE ANGRY INCH

2度目で東京楽日。前とは異なり客のテンションが最初から高い高い。1曲目からスタンディング。は良かったものの、その後一向に座る気配がなく、もしかして今日は最後までスタンディング?だったら靴違うの履いてきたのに!(埋もれるので)って心配になってしまった。
SUGAR DADDY以外での手拍子だけは馴染めないのでやってません。
映画を繰り返し見た程度の予習だった前回と違い、今回は歌詞をひたすら読みまくった。おかげでヘドヴィグの台詞の意味がよーくわかった。
かなり歌詞と同じ台詞を言ってたりしたんだね。歌う時に山本君が英語詩を補足するようなマイムをかなりしてることにも気づいた。前回は前方すぎて全体が見渡せず、そういうことに気づけなかった。
台詞を間違った時のフォローも堂に入ったものでのびのびしてた。今日はミートパッキングというべきところをシートパッキングって言っちゃって、「シートパッキングって何よ」って自分に突っ込んでた。
この1週間CDを真剣に聴きすぎたせいか山本君の癖みたいなのが気になっちゃったりもした。だってジョンの歌ってすんばらしいんだもん。
一番はやっぱり歌詞が聞き取りづらい。こもっちゃう声質だからしょうがないのかな。シャウトするとこはいいんだけどねー。
今日は『MIDNIGHT RADIO』が良かった。聴き惚れた。手なんて上げてる場合じゃないってくらい歌に集中した。
そして今回もやっぱりHEDWIGの退廃&刹那的なとことかもっと出てたらなーって前半を見ながら思ってしまった。最後のPUREなとこは大好き。
イツァークの最後はドラッグクイーンの衣装じゃダメだったのかな。真っ白のドレスだとドラッグクイーンのイメージが無くて。


アンコールでは「何度のカーテンコールで出てくるのもあるけど、僕は好きじゃない」と相変わらずひねくれた一言を発してました。でもね、結構客はシビアだよ。いい!って思ったものは拍手が鳴り止まないけど、イマイチってのはあからさまに拍手に現れるもん。おざなりの1回だけのカーテンコールなんてのも何度か体験したし。本人もフォローしてたけど、そんな彼すら引きずり出しちゃうくらいお客の熱が凄かったってことで。
最後は、映画を見た時歌詞が良くて大好きになったという『ORIGIN OF LOVE』を歌ってくれた。楽のプレゼントが嬉しいー。でもこの曲は一番歌詞が覚えづらくて口ずさめなかったのが残念。


次は約1ヵ月後の東京公演オーラスを観劇予定。各地を回ってどんなHEDWIGになっているのか期待します。