のだめカンタービレ後編

ようやく見てきましたー.このねぼすけな私が10時台の上演に間に合うように起きたなんて奇跡に近い.
でもこれはどうしても映画館で見たかった.音楽をちゃんと聴きたかった.
やー良かった.恋愛と音楽と笑いといった要素を絶妙のバランスでブレンドしてますねー.のだめに関しては映像化が本当に成功してると思う.こういうキャラクターが強い原作だとそっちにばかり注目してえてしてB級な作りになりそうなのに、これに関しては(特に映画)音楽に本気だもん.手を抜いてない.幅広い年齢層に向けた映画だというのに十分に時間を取って曲を流してくれるのでちゃーんと曲を楽しむことができる.ちょっとしたクラシック名曲紹介アルバムより長いよね.ラベルでうさぎが踊りだすシーンが大好物.
今回のメインはショパンのピアノコンチェルトです.大好きな曲なのでわくわくでした.そして本当に個性的でキラキラした演奏にびっくり.相当くせはあるとは思いますが…ラストの勢いとかオケ大変そうだわー.
のだめはベト7といいこれといい私が1,2位を争うくらい大好きなクラシックの名曲を超メジャーにしてくれてそこはまあ微妙な感じですが、だって前ならベト7のメロディー口ずさんでもクラシック聴かない人は知らなかったでしょ?でも多分今はいっぱつでのだめの曲!ってなるよね.
まそんなことはおいといて、ベートーベンのソナタ31番は実はあまり聴いたことがありません.どうしても派手な23番とか29番あたりが好きで.全曲集はあるはずなので今度楽譜を片手にオクレール教授の言葉を思い出しながら聴いてみたいと思いました.
そんな風に音楽を楽しみつつも先輩とのだめの恋愛に一番キュンとして普通に乙女心が刺激されました.可愛い二人だわ〜.のだめの服がいつも可愛いのも目の保養.玉木君はもちょっと太ってたほうがいいかな.痩せ過ぎ時期のせいか玉置先輩の苦悩がよりリアルなものにはなってたけど.
前後編もう一度見たいです.