まずっ!

6時過ぎに母親と有楽町で落ち合う.思いのほか強い雨の中、松屋鳩居堂とハシゴして予約しておいたイタリアンレストランへ.
違う雑誌社の違う雑誌に何度か載ってたので試しに選んだお店だったけど、んまぁ!!かつてここまでおしいくないと思ったお店もない.フレンチならまだしもイタリアンで1万のコースだったら、相当おいしい物が食べられるはず.実際今までそのレベルのイタリアンで満足できなかったこともない.が、今回のお店は本当に良くなかった.一皿も満足できるものはなかった.

わざわざ列挙するにも腹立たしいので詳細は省くけど、まず前菜のお皿が他のお店のamuse程度.ハム出しますか?続くリゾット、スープであらら?って嫌な予感がし、ビーツとカラスミというわけのわからん組み合わせのパスタでダメ押し.メインもデザートもとてもじゃないが値段に見合うものじゃない.唯一の救いは接客が良かったことだけど、あの料理だったらいいとこ3500円でしょう.あのパスタだったらそれこそ五右衛門にでも行った方がよっぽどおいしいものが出てくるよ.

お腹は一杯になったけど、手のひらですっぽり握れるくらい小さいパンやグラスの底3センチくらいにしかつがれないグラスワインや、いくらなんでもっていう少量のエスプレッソや、そりゃ量があればいいって訳じゃないけど、なんていうか全部においてけち臭いというか貧乏臭い.しかも料理は古臭い.どこの結婚式場の立食パーティーだと思ったもの.最初はがっかりしただけだったのが、コースが進むにつれ徐々に腹が立ってきた.こんな料理でよくまあ一流っぽい顔が出来るもんだ.

特に今回せっかく仕事とはいえ上京した母親と一緒だったし、かつ奢ってもらってたし、余計にむかついてしょうがなかった.無難にオストラルとかレカンあたりにしておけばよかった.今度はいつになるかわからないしなあ.

あっさりお店を引き上げて面倒だからと有楽町からタクシーで帰宅.思ったより全然安かったのでタクシー代は私もち.ああ、それにしても腹が立つ〜!