ハリー・ポッター

ayaちゃんが上司から券をもらったというので『ハリー・ポッター』を見に行く.原作も知らなきゃ前回の映画も見てない私に30分程度でayaちゃんが簡単にレクチャーしてくれた.もう空いてるだろうと甘く見てたら、あらまあ長蛇の列!2人並んで見るのは不可能だったので1個ずつ空いてる席に座って観賞.約3時間という長丁場を子供がぐずることもなく見てられる(字幕なのに)ってのはエンターテイメントとして良質な映画なんでしょう.子供はぐずらなかったけど隣のバカップルは3時間ビニールがさがさと物を食べつづけ、あげく一番緊張するシーンで携帯鳴らしてたがな.「最悪」と呟きながら携帯チェックする前に電源切れ.つか、その言葉を発する資格があるのは隣に座ってる私だ.

映画はというと、うん、普通におもしろかった.みんな可愛いし.ケネス・ブラナー、さすがに上手いし.ただ疑問に思ったのはハリーって全然魔法使わないのね.結局いろんな人の助けで敵をやっつけてて自分の力じゃないんだ.って話を終わった後にayaちゃんにしたら「でも人生ってそういうものじゃない?」って言われた.うん、そうなんだけど、私はこの映画って冒険活劇だと思ってたからちょっとびっくりしたんだ.だから、蛇はあんなことであっさり倒されていいわけ?不死鳥頼みでいいわけ?って割り切れない気分で見てたんだけど、そもそも子供の成長物語ってことならアレでいいのか.その割にクモのシーンに力入りすぎてて笑った.なにもあんなにクモださんでも.遥か昔はああいうクモだとか蛇だとか秘密の部屋だとかそういうアイテムにわくわくしたもんだけど、さすがにもう楽しめないなあってのが今回発見したことだった.CGばりばりのクリーチャーのシーンや球戯のシーンとか「ながっ!」としか思わなかったしなあ.血文字や呪いというモチーフが続々と出てくる割にちっとも陰惨な雰囲気のない可愛らしいお話だったので、気楽に楽しく見られるのはいい.

Load of the Ringは見たいけど、あれはさすがに第1作を見てないと話がわからなそう.

香辛堂というエスニックのお店で空腹を満たす.今日はあっさりお店が見つかりリベンジ完了.