博多1日目


ホテルの部屋
ホテルのバスルーム

出発

6時起き、7時に出発、8時半の飛行機にて博多へひとっ飛び.平日なせいか飛行機が空いてて良かった.福岡空港で無事妹と合流し、まずはホテルに直行.今回の宿泊はホテル・モントレ・ラ・スールです.お互い別々のANAスカイホリデーで予約したので当然シングル2部屋予定だったけど、同じフロアの角部屋向かい2部屋、しかもどちらもツイン部屋だったおかげで随分楽させてもらった.ベルギー風内装というイメージの沸きにくい説明のついたまだ新しいホテルで、アールデコ風インテリアが洒落た雰囲気のなかなか良い雰囲気だった.

太宰府観光


観世音寺本道
観世音寺への道

すぐに西鉄天神駅から西鉄五条へ向かい観世音寺を訪ねる.私は既に一回言ったことがあるのでわかっていたけど、妹はあまりの閑散とした雰囲気に驚いてた.確かに奈良や京都のお寺とは随分趣が違う.たまたまなのか平日だというのにわたし達が宝物館に入った時には何人かの訪問客があった.うち1人の男性は十一面観音の前でお経を唱えていたので観光客ではなさそう.年始挨拶の一環だったりするのかな.

宝物館の中には何点もの巨大な仏像が安置してあり、とても現在のお寺の寂しい雰囲気とはそぐわない.昔はこれだけ大物の仏像が何体もあるほど栄えたお寺だったということね.最初は馬頭観音の異形に目を奪われる.これだけ大きくしかもこれだけの出来栄えの馬頭観音はそうそうないでしょう.一番きれいなお顔をしてるのは十一面観音坐像.東京国立博物館以来の大黒様とも再会.こうやって同時代の作品に囲まれたところで見ると改めてこの像の特異性が際立つ.このデフォルメこのポーズはどちらかといえば現代彫刻寄りだよなー.じっくり見たいのはやまやまなれど、とにかく寒い.外は日差しが出て比較的暖かいというのに宝物館の中は下からじわじわ冷えてきてとても長居できません.

お参りしてから太宰府天満宮へ向かう.徒歩20分くらいかな.こちらはお寺とはうってかわって大勢の観光客でにぎわっていた.私の一番の目的はなんといっても梅ケ枝餅を食べること!前回はあまりの人のいなさと店の多さに買うことができなかったんだもん.当たり前だけど北野天満宮に似てる.現役感が漂い活気あふれているのがこういう神社のいいところ.観光客や学生の団体などがたくさんお参りに来ていた.展示館では新撰組のミニコーナーが出来ていた.大河の影響力ってのは侮れない.

梅ケ枝餅

さーて梅ケ枝餅!店が一杯ありすぎてどこがいいのかわからずうろうろしてたら参道が終わっちゃった.やっぱり焼き立てが食べたいでしょってことで一番人が並んでたお店の行列に参加してみた.「かさの家」というお店.有名店なのかな?梅ケ枝餅はお餅の部分がおいしくて好き.隣に同じお店が和風小物店を開いてて、そこで可愛いクマのぬいぐるみを見つけて買ってしまった.クマのぬいぐるみにはめっぽう弱い.ただし中国製の安物だったせいかホテルで見た時点で既に片足がもげかけてた……かわいそうなクマちゃん…