第2話『多摩の誇りとは』

いやー大河ドラマが普通に楽しみなのっていつ以来かしら.
阿南さんや小日向さんを見ると『彦馬がいく』を思い出す.同じ作家の作品なのに竜馬や桂がまったく違う人物に描かれているっぽいのが芝居のおもしろいとこだ.そういや橋本じゅんさんも出るんだよね.三谷作品にじゅんさんって舞台では想像つかないだけに楽しみだ.


1話に続き山本君がかっこよすぎでまいった.マリウスの時は泣きじゃくる可愛い王子様イメージだったのに(←かなりフィルターかかり気味)、土方になると顔つきまで変わってませんか.それから月代似合いすぎ.この似合い具合を少し藤原君にわけてあげたい.総髪になっちゃうのが惜しいくらい似合ってる.スタイルも良くて着物が似合うわ〜.んもう山本土方のために1年見ちゃる!


でもって山本君と同じくらい気に入ってるのが沢口靖子.いつまでたっても綺麗ねえ.しかも今回お茶目でちょっといっちゃってる性格っぽいので癒される.
永倉&原田との出会いあたりは正直「ながくらがなかまになった!」「はらだがなかまになった!」という文字がブラウン管に見えそうになったけど、まあ、わかりやすくて初心者には嬉しいです.


三谷さんの脚本は個人的に神経逆なでさせられることが多いので、今はまだ恐る恐る覗いてるって心境だけど、2話まで見たところ一応大河っぽくドラマの定番演出を踏まえた作りをしてるんじゃないかしら.そういや『彦馬がいく』は暗澹たる気持ちになるので二度と見たいとは思わないものの、作品としては良く出来てたから三谷さんの幕末物は大丈夫ってことか.というか確か役所広司鈴木京香の舞台『巌流島』もおもしろかったから、三谷さんの描く時代物はそれほどイヤじゃないのかも.