Load of the Ring -The Two Tower

すっかり1話目を忘れてます.が、あまり思い入れもないので「誰だこの人」状態でも普通におもしろく見れました.ちょっと前までの映画ですらテレビの画面だとCGとかSFXとかが丸わかりだったのが、この映画はテレビで見ても本物のように見えることに驚いた.背景から浮き上がってないんだもん.映画館で見たら凄いんだろうなあ.3話目くらいは映画館で見ようかしら.

Hさんの友人は主人公の男の子をずーっとCGだと思ってたらしい.そんな話を聞いた後だから、まじまじとフロドの顔を見つめてしまった.うむ、CGに見える.なんでこんなに作りものっぽいんだろう.


あいかわらずアラゴルンがかっこいい.既に指輪が何の意味を持っていたのかさっぱり忘れてるので、フロドとサムが何をしにどこに向かっているのかが全然わからない.でもいいの、かっこいい人がかっこよく描かれてるから.私にとっちゃそういう映画なんだ.オーランド(役名忘れた)も今回はそれなりに活躍しててかっこよく見えたよ.それから今回良い男だのぉーって惚れ惚れしたのはボロミアの弟だっていうファラミア(ここのうちは「ミア」を最後につけないといかんのか?).パリコレのランウェイを歩いている系のハンサムでした.
この映画の女優はみんな綺麗でいい.エオウィンの庶民的な風貌も可愛かった.ガラドリエル役のケイト・ブランシェットいいエオウィンといい、これぞお姫様というような長いウェーブ金髪というのはいくつになっても憧れてしまう.

今回は物語の中盤なだけに最初から最後まで戦いの描写だった.最近新選組関係で幕末戊辰戦争の悲惨な様子を読んだばかりなので、フィクションの戦いはかっこよくていいよなーなどと思いながら見た.最後馬に乗って城砦を出るところなんて爽快なほどかっこよいよね.ヒーローは死なずって雰囲気がばりばり出てた.本当の戦いなら英雄だろうがなんだろうが矢は当たるのですよ.ああ、いかん、なんでこんなにペシミスティックになってるんだ.同時多発的にいろんな場所で起こる戦いの中で、木の精(?)達の戦いが一番じーんと来た.余生を静かに暮らしたかっただろうにねえ.

そうそう、ああいう世界観だと普通わからないものなのに意外と英語が聞きやすかった.