マラーホフの贈り物 Bプロ@東京文化会館

回はAプロもBプロも3階席から眺めるしかないのが残念.ロビーですぐにフランソワーズ・モレシャン発見.前もバレエ公演で見かけたことがある.バレエが好きなのね.そういやAプロでは上野水香が見に来てた.一緒にいた男性は首藤さんっぽく見えたんだけど確信持てず.誰だったのかなあ.


さて、やはりキャスト変更の影響が大きいのかAプロと被る演目がかなり会ったのが残念だった.


サンドラ・ブラウン&デズモンド・リチャードソンは1部と3部の踊りの傾向が同じだったのがイマイチ.どうせなら全然違うテイストの踊りを見せて欲しかった.ステパネンコ&ウヴァーロフは1部ではAプロと同じ『ライモンダ』で3部は『黄金時代』.せっかくなんで2部も古典のパ・ド・ドゥが見たかったなあ.ライモンダのステパネンコはケレンミたっぷりで見惚れちゃった.2部の『アポロ』、残念ながら寝てしまった.なんといっても音楽が苦手で、そのせいかついウトウトと.あーあ.


一番のお目当てはマラーホフの『コート』.比較的前方で見た前回と違い、今回は3階から見下ろす形になったので跳躍の高さがわからなかったのは残念だったけど、それを差っぴいても素晴らしかった.マラーホフって着地の音が全然しなくて本当に空中に浮かんでるように見える.やっぱ正面から見たかったわ〜.


最後にこれを持ってきたおかげで大盛り上がりの中のフィナーレだった.今日が東京公演最後って知らなかったから、天井からでっかく「SAYONARA」と書いた幕が下りてきてびっくり.紙吹雪も舞ってお祭りっぽいエンディングですかっとした気分で終了できた.