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『幕末刺客列伝』岡田以蔵

司馬の『人斬り以蔵』は読んでいたのでかろうじて知ってる刺客が登場.相変わらず木村幸比古氏が思い入れたっぷりに語るのでどこまで本当のことやら非常に怪しい.人を斬ることでしか自己確立が出来なかった人の悲劇といってしまっていいのかしら.幕末はぼやーんとしか知らなかったしそもそも興味がなかったから、この当時藩によって思想や身分に違いがあると知ってびっくり.興味がない者にとっては日本であればどこでも同じだって思ってたからなあ.高知というか土佐藩は同じ武士でも上士と郷士の差別が激しく、この以蔵も郷士の出身だったため剣術の稽古すらまともに出来なかったんだとか.
覚え書き:
山内一豊の連れてきた家臣→上士
長宗我部の旧臣→郷士

新選組バイブル』完全制覇・京都新選組〜鳥羽伏見編〜

鳥羽伏見の知らなかったら絶対に見過ごしてしまう石碑やら旧戦場や弾痕の跡や墓などを細かく紹介してくれていた.長い間賊軍扱いされていたため幕軍戦死者の慰霊をなかなか行えなかったという話をどこかのお寺の住職が話していた.歴史というのは為政者の側から作られてしまうものなんだなあってしみじみ思う.