第28回 『そして池田屋へ』

日記に追いつくまでにもう何度見たことか(現在木曜日).1回目は自然と見入っちゃってました.池田屋立ち回りシーン凄かったなあ.
で、1回目の感想は沖田につきる.亀を追う時のなんともいえないいっちゃった目つきあたりから、ああヤバッて思いながら見てたけど、喀血したところなんて昔の前髪姿が脳裏に浮かんできちゃって可哀想で可哀想で、ジーっと血に染まった手を見つめる表情見てたら泣けてきちゃった.
んがっ!!なんじゃあのCGはーっ!!!涙も引っ込むっつーの!
藤原君がすっげーいい表情してんのにさ、邪魔にしかなってねーよ!
くそう、余計なことしやがって……
なんだったの、あれ?
気を取り直して、えーっと、原田と永倉に見つかって「みんなには言わないで」ってあの沖田が言うんだよ.健気じゃん.また永倉と原田のごまかし方がうまいんだ.でもちゃーんと目を見合わせあって心配してるんだよね.ああ、泣ける….戸板で運ばれてくところなんて凄い目してたよ.ほんとにあのまま死んじゃいそうだった.土方はあの羽織でなんとなくピンときてたよね?
も1つ、池田屋のセットがすごい!最初に映った時なんて感動しちゃったもん.俯瞰のアングル多用して奥行き感をたっぷり表現してた.2階で斬りあってる同じ時に1階で客や店子が逃げ回ってるところとかほんとリアル.前面で戦ってる隊士の後ろでまた違う隊士が戦ってたりと、立回りが何層にもなっていて、これマジで撮影大変だったろうなあ.スロー再生して細かく見るとほんと凄いよ.どれだけ段取りがあったんだろう.
さて、思いつくままにその他感想など:

  • 土方&斎藤ツーショット.可愛い二人が一緒の画面にいるだけで頬が緩みます.土方の髪型が変わったせいかちゃんと斎藤が年下に見える.祇園祭の雰囲気にあったのんびりした会話がいい.土方がこういう態度に出る相手って極端に少ないからよほど斎藤のことを気に入ってるとしか思えない.うるさくないからかしら.なんにせよ女性の少ないこのドラマでこの2人が並ぶとパーッと画面が華やかになっていいね.目の保養.
  • 捨助、うざっ!!(怒)これからどんどん出てきそうでほんとイヤ.あれほど血の気の多い人が回りにいてなんでスパッと斬られないのかが不思議なくらいうざいキャラだ.
  • 八嶋さん、すごい楽しそう.あの土方をも黙らせた「軍師ですから」の言い方が素晴らしい.
  • 観察方が地道に活躍.役に立ってないけど.島田も山崎も好き.
  • 「当たりくじをひいたのはどっちかな」 いやー、土方かっこいい!!
  • 「御用改めである」何パターンあったんだ.同じ作業を同じに見せないところが三谷さんらしい.そういえば「御用改めである」って土方まだ一度も言ってないよね.このまま言わないで終わっちゃうのかしら.ちょっと寂しいわ.
  • 桂、坂本の両人は今回も登場.うーん、今回に限ってはいざとなったらすっぱり義理や人情を断ち切れる桂のほうが一枚上の人物に見えた.ひどいと思いつつ、さすがだなあって感心もした.坂本みたいに嘆いていたってしょうがないし.厳しい時代だよね.
  • 「当たりだ.土方に知らせろ」うー、局長もかっこいいじゃないの.
  • 池田屋1階2階を使っての大立ち回り.蹴って殴って転がってなりふりかまわぬ様子がいかにも死闘って感じが出てて良かった.様式に走ってないところも好感度大.隊士それぞれの戦い方に特徴持たせてるから飽きない.谷末っ子が自分が出来ることを一生懸命やってる姿もジーンとした.いい子じゃん.必死に走ってたよ.
  • 土方「待たせたな」でかっちゃん「ニコッ!」.局長副長コンビの信頼が見えて嬉しいシーンです.
  • 斎藤が平畠(役名なんだっけ?)助けるシーンはスタパで撮影を見た.番宣に使われてたから宣材用のシーンかと思いきや本編のシーンだったのか.だって前にも書いたけどあのシーンの撮影めちゃくちゃ早かったよ.その場で殺陣師が殺陣つけてあっという間に撮り終わってたんだもん.オダジョー君は勘がいいのかしら.
  • 三宅さん、お疲れさまでした.めっちゃ運動神経いいんだからもう少し立ち回りで見せ場があったらなあ.カンフーやらせりゃ良かったのに(出来ないって).亀弥太と近藤ってついこの間おまさちゃんの店で歓談してた仲なのに、平気で斬りあえちゃうんだよなあ.やっぱ厳しい時代だよ.
  • 最後の容保公との謁見シーンもスタパで撮影目撃.いこれもアングルが一箇所からだったから比較的早く撮り終わってた.スタパでお目当て役者の撮影に当たった場合、いろんなアングルから撮影するシーンのほうが見てるほうにはおいしい.時間も長いしいろんな角度から固定カメラで狙ってくれるから見放題.ああ、またスタパ行きたいな.