土方・山南スペシャルトークショー

山本耕史堺雅人のご両人のトークショーときたら、そりゃ行かないわけには行きません.
台風の進路にびくびくしながら始発の新幹線にてNさんと一緒に二本松へ向かい、8時に現地到着.


到着した時には晴れてたものの、すぐに土砂降りの雨が降ってきた.うう、この雨の中を並ぶのか?
タクシー乗り場には目的地が同じと思われる女性達でずらーっと列が出来ているので電話でタクシーを呼んだ.
こういうところでは待っているよりさっさと電話で呼んだほうがよいということをこの2日間で学んだ.
タクシーのおじさんに驚かれながらも会場着.既にかなりの列が出来ている模様.
幸い雨はレインコートを着てれば傘がいらない程度の小降りになっていたので、持参した折りたたみ椅子に座ってぼーっと待っていたら、しばらくして市の係りの方が「整理券配りまーっす」とアナウンスをしてくれた.
しかも隣の体育館を開放してくれるということで、開場までそこで時間を潰せるらしい.
ありがたいー!
整理券の番号は100番台前半でした.


体育館に敷いてあるゴザの上に落ちついたのがちょうど9時半頃.早めに整理券を配ってもらえた&屋根のある場所を提供してもらえたということで、覚悟していた長時間の待ちも意外と楽チンでした.
途中温泉旅館のご好意で希望者には50円にて温泉に入らせてもらえるなど、いろいろな配慮が見受けられ市の職員の方の苦労の跡が見えた.
入場も整理番号順に並んで10人ずつ入れるなど、事前のサイト情報で「早い者勝ち」とうたっていたところと同じ関係者とは思えないくらいだった.
5時を回ったところで市民会館に入れる1250名分の整理券が終了、その後は隣の体育館でのモニター見学となるらしい.
こちらは定員350名とのこと.


さてトークショーの詳細は以下にて
(一気に全部は無理だったので少しずつ追加予定)



入場してすぐに新選組!の『新選組誕生』の回が正面のスクリーンでまるっと放送されました.
大きな画面は迫力いっぱい.どこかの映画館で第1話からの上映会をやってもいいんじゃないかしら.

トークショーの内容はいろいろありすぎてまとまらないので箇条書きにて(順不同)
基本的に堺さん:山本君:アナウンサー=5:3:2くらいの比率で喋ってたような気がする.
とにかく堺さんがよく喋ってた.
山本君のほうが気を使って言葉を選んでいた印象があり、堺さんは気の向くままお喋りするって雰囲気で、二人並べると意外と堺さんのほうが子供っぽいイメージ!?あらびっくり.
堺さんは既に撮影終わって久しいからノビノビしてるってのもあったのかな.
山本君はまだ渦中にいるわけだから新選組の濃い話題になると気持ちが入っちゃうって感じだった.
とはいえ最後のほうはあちこちで物真似を入れてきて、まるで物真似マシンのようだった.

注:レポート内の台詞はまったくのうろ覚えなので「だいたいこんな感じなのね」という程度のものです.山本君のほうに傾きがちなレポートになりそうです.

市長ご挨拶

トークショーに先立ち二本松市長からご挨拶あり.事前に山本君、堺さん、田丸さんが市役所を表敬訪問されたらしい.この市長さん、なかなかキャラの濃い方ですっかり覚えてしまいました.

オープニング

司会進行のNHK福島の女性アナウンサーが第33話『友の死』台本のカット部分から、沖田、ひで、斎藤のシーンでの沖田の台詞を朗読.「あの2人は憎みあってなどいなかった」というような内容の台詞だった.その後スクリーンで土方&山南名場面集がハードロックに載せて紹介された.時代劇シーンとハードロックの謎の組み合わせに「なぜ??」といったざわめきが会場を包んでいた.

お二人登場

上手より堺さん、下手から山本君が登場.最初にがしっと握手をしてその後熱い抱擁が.山本君のほうが一回り大きいかな.山本君は黒の革のスーツにインナーは平日スタパのチャコールのランニング、堺さんは濃紺(多分)のスーツに変わったインナーだった.シェル型の椅子が思いのほかクッションがきいていたらしくズボッと後ろにはまりこんでしまい客席の笑いを誘う堺さん.
「山南さんはこういう椅子には座りなれていないんで」と山本君に突っ込みいれられてた.そんな山本君はさりげなく女性アナウンサーに椅子を勧める仕草をしてた.

伝通院に行った話

2人で伝通院に行ったらしい.それが源さんオールアップの翌日で午前3時まで撮影して、その後打ち上げに参加した山本君は完徹で伝通院での仕事に参加したらしい.
堺:「翌日仕事があるのに完徹しちゃうくらい、そういう気にさせる人なんですよ源さんは」

訪問した中で思い出深い場所 堺編

アナウンサーに問いかけられて
堺「この前京都に行って前川邸に行ったんですが、前に行ったよね?(と山本君に確認)春だっけ?」
山本君によれば去年行ったとの事.その時に山本君が絶対何かいるって感じて「行った方がいいよって写メールした」んだって.
堺:「全然何も感じませんでした」「ただの家じゃんって」
アナウンサー:「写ってなかったですか?」
堺:「何も写ってませんでした」
山本:「あ、機種が違うから」
堺:「そういう問題か?」
何も感じなかったのは山南が思い残すことがなかったからなんだって納得したと堺さんはおっしゃってました.

訪問した中で思い出深い場所 山本編

いろんなところでよく語っている近藤のお墓だそうです.
山本:「同じ福島にある会津の近藤お墓の前に立った時には何か感じるものがあった.自分の中では近藤は香取君なんですが、かっちゃんって語りかけるような…」
堺:「他にも土方がいた場所はいるけど、ここに絶対いたって確実にわかるところは(あそこ以外は)ないからねえ」
アナウンサー:「堺さんも行かれたそうですが」
堺:「すごく見晴らしの良いところで、絶対土方がここに作らせたに違いないって思いました.この辺でどうでしょう?いやダメだ、もっと上だ.もうこの辺で?いやまだまだ上って言ってる様子を想像して笑いました」

『友の死』の回について

土方の最後の泣き顔について、堺さんはラジオで言ってたのと同じく何度も「嬉しかった」「よかったねー」っと感慨深く何度も繰り返していた.
堺:「あれは計算した顔じゃないでしょ?計算じゃできない」
山本:「これだけ長くやってると演技プラントかテクニックとか超えてしまう」
山本:「一応2回撮っていいほうをってことで」「土方ってそれまで涙を流してないから、あそこで初めて泣くんですよ.だから土方さんってどういう風に泣くんだろうって考えて.」(うーん、肝心なあの時の気持ちを語って内容を忘れてしまった)
堺:「子供みたいに泣いてたよね.僕あれを見て本当に子供みたいな人達なんだってことが凄くわかった.子供みたいな人が頑張っていろいろやってたんだって」(みたいなニュアンスのことをおっしゃってました)

土方役の辛さについて 飲み会での愚痴

堺さんは事に触れ「土方は辛い役だよね」とおっしゃってました.で、TV雑誌でも語られてた酔った勢いでの愚痴について堺さんからふってました.
堺:「31話をどういう風にしようかって皆で飲みながら話し合ってる時、酔っ払って“土方殺しちゃえばいいのに”って言ってたよね」
山本:「30話以降は本当に辛かった.試衛館の中で土方だけが浮いてて、“誰か土方殺してくれないかな”って」
堺:「まあ、酔っ払ったからこその言葉だろうけど」
山本:「おもに総司と平助になんですけど“お前俺のこと嫌いだろう”(巻き舌風)って」
堺:「よく言ってたよね」
山本:「“言いたいことがあるなら言えよ”」
堺:(嬉しそうに)「あっ聞き覚えがある〜」

スライドトーク

順番にスクリーンに映し出される登場人物やシーンについてお2人が思いつくまま語られるという形式で構成されていた.
進行があるせいか何度かアナウンサーが2人のトークを止めちゃう部分もあってちょっともったいなかったな.

伝通院の場面

堺:「伝通院で何したか覚えてる?」
山本:「覚えてない」
堺:「男150人くらいの撮影だったんですよ」「いつも男ばっかで寂しい」
相槌をうつ山本君.が、その後しばらくスライドを眺める2人.
堺:「これはあまり盛り上がらないスライドだと思います」「男が一杯ですねとしかいいいようがないです」

近藤、土方、山南の3ショット@伝通院

中に入れず人ごみに押され「前が見えないよ〜」状態の3人のショット.
山本君が「こんな表情してる」ってなんの前振りもなくそのショット中の山南さんの表情と姿勢の真似をしてた.似てた.
堺:(険しい顔の土方を見て)「なんでそんな怖い顔してるの?」
山本:「これは周りの人が邪魔だったんでしょう」
堺:「三人とも凄く性格のままの表情してる」
山本:(隣でポカーンと口をあけた近藤の表情の真似をしてる)


粕谷さん

山本君が「な〜ぜ〜」とがらがら声で物まねを始める.それを受けて堺さんも「な〜ぜ〜」と物真似.
堺:「これ流行ったよね」
2人:「普段からこのまま、とてもダンディーで素敵な人です」
堺:「ギターが凄く上手で前室で耕史君とぐっさんと伊吹さんでギター談義で盛り上がってた」


[10月2日追加]

松平主税助(藤木孝

山本君は以前舞台でご一緒したそうです.
山本君が台詞の物真似をしててそれが激似!高めの声で一語一語区切る喋り方をまねてました.
確か試衛館メンバーで松平様のお屋敷を訪れた時に松平様が言った台詞だったように思う.んー、一度自分の名前を間違えちゃった台詞だな.
「今の似てる〜」と横で大受けの堺さん.
みつに向かって土方が言う「早いなっ」という突っ込み台詞は実は松平様の真似だったんだって.
堺:「自分で勝手にやって自分で受けて笑っちゃってNGにしてた.まわりは土方どうしたの?ってわけわからない状態だった」

八嶋さん(採用面接の時の片手をあげて叫んでるショット)

映った瞬間二人して笑ってた.
堺:(右端に映ってる後姿)「あの右側はトシだね」
アナウンサー:「見ただけでわかるんですね?」
堺:「髪型でわかります」
堺さん曰く、最初伸ばした手が画面に入らなくてNGになったけど、次にはぴったり入ってて「役者だなー」って感心したとか.

松原忠治(面接でのショット)

今回の出演者に関しては本人と新選組での役柄がそのままの人が本当に多いそうで、トーク中に何度もそういう感想がお二人の口から出てました.
山本:「このまんまです.普段もこんな感じ」(と目をむいてキョロキョロするという物真似を披露)
堺:「この時の落ち込んでる斎藤がおかしかったね」
何でもト書きに[すばやく移動して静かに落ち込む]と書いてあったようで「難しいよねえ」っとお2人.

谷三十郎

それまでも何度となく「新選組!に途中から参加する人は大変だと思う」「すっかり空気が出来上がってるから凄く緊張すると思う」と堺さんが言ってましたが、この時も最初のシーンはきっと緊張してたんじゃないかとコメントしてました.
堺:「あれは(←3人兄弟紹介シーン)緊張したと思う.しかもみんな期待してたし」
山本:「どんな笑い方をするのかと」
実はあの笑い方は三谷さんの指示ではなかったそうで、台本に書いてあったわけじゃないんですかってアナウンサーも驚いてた.
台本のト書きには“みんなをひかせるような”としか書いてないらしくて、あの笑いはまいどさんなりの工夫の跡らしい.
山本:「台本には確か“ふぉっふぉっふぉっ”って書いてあって」
堺:「え?ほんとに?」
山本:「そう」
アナウンサー:「これは物真似はやらなかったんですか」
堺&山本「…………これは疲れるからねえ(苦笑)」
まいどさん自身も最初はあの笑い方をやるとむせちゃってたらしい.
山本君曰く、「だんだん慣れてきて最初はゆっくりだったひきのテンポが最後はすごく速くなってた」そうです.
三谷さんは「蛇の笑い方」を想像してくれって指示してたらしく、「蛇の笑い方」を実際にやってみようとしばら上を向いて考え中の堺さんを山本君とアナウンサーがじーっと見てた.
堺さんは「自分がやるならこうだなあ」って実際にびみょーな笑い方をやってくれました.
山本さんは?っとふられたものの、山本君は「こんなことで時間をとっても、ねえ」って上手くかわしてやりませんでした.

山崎

面接シーンのショットが映り、山本君が嬉しそうに話し出したのが実際の山崎と土方の関係に近いご本人達の関係ですごく良い話だった.
山本:「彼も源さんと同じ28日でラストだったんですが、土方に言われて“かしこまりました”っていうキャラなんですよ.彼は気づくといつも近くにいるんです.普段の時もふっと見ると後ろにいたりして.で、一緒に飲んだ時に“なんでいつも近くにいたの?”って聞いてみたら、自分を最初に認めてくれて採用してくれたのは土方さんで、近藤に仕えるのも土方さんが近藤を大切に思っているからで、いつもそばにいたのは土方のことは何でも理解しておきたいと思ったからって言ってくれたんです.すごく感動しましたね」
堺:「あの時既に“いいねえ、山崎いいね”って言ってたよね.耕史君の気持ちなのか土方の気持ちなのかわからなかったけど」

平畠さんからの手紙

アナウンサーが「お2人に関係のある方から手紙を頂いております」と紹介.「山南さんに言われて建白書を書いただけで切腹しなくてはならなくなった葛山役の」とアナウンサーから名前が出た途端、堺さんが爆笑されてました.
手紙を抜粋して紹介するというアナウンサーに
堺:「全部読めばいいじゃないですか(笑)」
アナウンサー:「かなりびっしり書いていただいたので」
というやり取りがおもしろかった.
朗読された部分は土方から「生きるに値せん」といわれたシーンについてでした.
『…本当に現場が楽しかったので土方がアドリブで切腹しなくていいよと言ってくれないかなと思ってた』
とアナウンサーが読む横で、どうやら意味がわからなかったらしい山本君は隣の堺さんに「何言ってるの?」って聞いてました.
最後まで報われない平畠さんに同情…

源さんからの手紙

続いてもう一通ということで、大きな文字の手紙を取り出すアナウンサー.
小林隆さんから「撮影は終わりましたが最後まで井上源三郎でいさせてください」といった内容の手紙が読まれると2人とも本当に感激した様子でした.
「ほんとに手書きだ」と嬉しそうに手紙を覗き込み「後でコピーしてもらおう」という2人が可愛かったです.
源さんはとても涙もろいそうで、
堺:「モニター見て泣いてるるんですよ.源さん、そこで泣いてたら次にいったら大変だよって」
山本:「源さんの最後の撮影で、塀の所で一緒にいて、鳥羽伏見のシーンなんですけど、隣からクスっクスッって鼻をすする音が聞こえてきて…」

二本松出身の斬られ役の方

ここでちょっと休憩をというアナウンサーの一言で二本松名物の玉ようかんが運ばれてきたのがこの方.2人とも知らされていなかったみたいで顔を見て「あっ!」とか言ってマジ顔で驚いてた.
隊士役はまだやったことがないそうで、ダンダラ羽織もまだ一度も着てないとのこと.
この時は師匠の邦史郎先生に買わされたという白地に赤のダンダラ羽織を着てました.
「一人で着てるのが寂しいらしい」と語る横で邦史郎先生の物真似を始める山本君に堺さんが「誰も知らないよ」って突っ込んでました.
時宗の撮影ではモンゴル兵の自分が撃った矢が、カット変わりで日本兵に扮した自分に当たって死んだエピソードを披露されて「まじ?」と2人とも驚ろいてました.この場面をドラゴンボールに例える山本君に「この話についていけてない」と堺さん.
一応更に詳しく説明しようとした山本君も、ふと我にかえって「どうでもいいですね」って話を終わらせてた.
もくもくと玉ようかんのゴムの皮をむいている山本君が「この砂糖はつけるんですか?」と隣のアナウンサーに聞いている横で、どうやって食べるの?食べ方レクチャーしてもらおうと動きまくる堺さん.
基本的に堺さんは椅子を動かしてみたり位置をずらして座ってみたりと落ち着きがなく、途中山本君が話してる最中にあまりに動くから「聞けよ」って突っ込まれてました.
この時くっだらない駄洒落を言った山本君.何の反応もなかったのが寂しかったのか前方の観客に「笑えって」と突っ込みいれてました.

藤原君の池田屋での喀血シーン

みんなで研究したよねーってことで喀血咳話でひとしきり盛り上がる.
山本:「結核の咳って普通の咳じゃないはずだからって、みんなでいろんな咳を考えて.もっとここから(と言いながらおなかあたりを叩く振りをする)出せ、とか」
堺:「みんなで咳ごっこしたねえ.最後はもはや咳じゃなくなってた」
藤原君が役作りのためダイエットしてるそうですが、と言うアナウンサーに
堺:「聞いたことがない」
山本:「知らない」
堺:「誰が言ってるの?」
と2人とも初耳の様子できょとんとしてた.
堺:「ダイエットするならこの人に相談しないわけがない」
といかに山本君が体作りのエキスパートであるかを語る堺さん(新選組でのフィジカルトレーナーであるとも言ってたような).
『友の死』に向けての体作りでも、筋力つけるために運動だけでなく食事の内容とかまできっちり指導してくれたんだとか.
「自分に胸襟があったんだってびっくりした」と堺さん.
堺:「一緒に食堂に行くと「納豆食べた方がいいですよ」って、あ、そうか、じゃ食べますってしてたら、本当に筋肉がついてきた」
山本:「でも実際に言ったとおりに実行できるのってのもえらい.あの調子だときっとその後に食欲が出てこういうのが食べたくなるはずって思って監察してたら本当にそうなってたからちゃんと筋肉つくぞってわかった」
堺:「この調子で1時間くらい続くんですよ.だからダイエットするのにこの人に相談しないわけがない.された?」
山本:「ううん」
堺:「その噂は嘘ですね.してないですよ」

第34話について

アナウンサーの「おもしろいシーンがありましたね?」という台詞と共に映ったのが、なぜか鼻血をたらして源さんと帰っていく土方のショット.
堺:「おもしろいシーンじゃなくておもしろい人の写真ですね」
堺さんは33話と34話をあわせて「山南切腹上下」になっていると思ったそうだ.この34話が33話に続いたことがとても嬉しかった様子で
堺:「三谷さんが山南がいなくなったのを本当に寂しく思ってくれてるのがわかって嬉しかった」
そんないい話をする堺さんの横で、「これ、いつまで写しておくんですか」と山本君.

伊東

34話で和歌を読んだ伊東について「どうでしたか?」と聞かれ
山本:「もうウザイの一言ですね.香取君も取り終わった後に『伊東本当にうざいですね』って言ってました」
堺:「本当は3,4首読んでるけどあの時は1首で終わってよかったね」
お2人とも「ああいう悪役をうまく演じてるよねえ」とちゃんとフォローしてました.

捨助

ほっかむりしてご飯粒を顔にくっつけたショットが映る.
アナウンサー:「シドウさんもこのままの方ですか?」
堺:「そんなわけないじゃないですか!」
捨助というか獅堂さんが一番役と本人との落差が激しいとのこと.

一視聴者としての感想 by 堺さん

『台本ももらってなくて一視聴者としてちゃんと8時に見てる.
最近見てて思うのが、みんなの目がどんどん澄んできてるということ.
死が近づくと他のものが見えないというか見なくてすむからどんどん目が澄んでくるんだよね.
まさかカンリュウサイの澄んだ目を見ることになろうとは思っても見なかった.
あのシーンも良かったよねえ、武田が見上げて土方が見下ろしてっていう場面.
みんなどんどん目が澄んできている中で土方だけ濁ってる.
「ここまで来るまでに誰か助けて上げられなかったのか」って思う』
という堺さんに、山本君は「そうかなあ?」っていうようなあんまり実感がわかないような顔をしてました.
この後の撮影についても語ってて、2人とも「山南はいい時期に死んだよね」ってことで意見が一致してた.
土方役が辛いということでもまたまた意見が一致.
山本:「この間の撮影でふと数えたら幹部が5人しかいないんですよ.島田はもともと幹部じゃなかったし.本当に力がなくなったんだなあって凄く辛い」


飲み会の話

撮りが終わった後も何度か飲み会に参加しているという堺さん.
必ず山本君が誘ってくれるんだそうで、夜中の1時くらいに「今撮影終わったけど飲まない?」ってメールがくるんだそうだ.
山本:「“行く”(←山南さんの物真似で)って返事がくるんですよ.」
堺:「それもう物真似じゃなくなってるよ」
何回か山南さんの物真似をしてた山本君だけど、そのたびに堺さんに「似てない」「山南じゃない」と突っ込まれてた.
堺:「自分が切腹した後にみんなが仲良くなってるのが嬉しい.今まで飲みに来なかった人や、途中で帰ってた人が最後までいるようになってた.山南が死んだ甲斐があったなーって」

山本:「誰もほかに声をかけるタイプがいないので.沖田の藤原君も「声かけてくださいよ〜」(←物真似で)って言うだけなんですよ」
堺:「似てる〜!!」
山本:「“山南さんの負け〜”(またも物真似)」
堺:「今のは似てないよね」(←厳しい突込みが)
その後山本君は「たいていこうしてるよね」と言いながら、手をいじったりと藤原君の動作の真似をしてた.
いつも呼ぶのは山本君だけど「最初にガシッと握手してその後はいてもいなくてもいい感じだよね」とお2人.
山本:「握手してハグして…」
堺:「いつも抱きしめてくれます」
裏のエピソードはたいていお酒がらみだったので
堺:「なんか酒の話ばっかだよね」
山本:「(お酒)やめます」
えっ?って感じで山本君を見る堺さん.やめられるわけないじゃないですかねえ.

これからの予定

2人とも同じ日に舞台が始まるっていう偶然がすごく嬉しいみたいで、にこにこしながら今後の舞台予定を語ってました.

プレゼント抽選コーナー&花束贈呈

5人の方に誠の旗(2人のサイン付き)が当たってました.
一人だけ特別プレゼントということで2人がここに来る前に作ったという万古焼きカップが当たってました.
2人が作った作品を手にしたスライドがちゃんと証拠として映ってました.
最後に贈呈された花束が2人のイメージにあわせたそうで、山本君は「男っぽい感じ」ということで青い花、堺さんは「優しい感じ」ということでピンクのガーベラを入れたそうです.
最後の挨拶は2人の性格の違いが出ておもしろかった.
山本「また二本松に来たいので、見かけたら気軽に……(え?言っちゃうの?大丈夫?って感じで堺さんが山本君を見てた)声を掛けて下さい」
堺「また二本松に来たいので、見かけたら気軽に無視して下さい」

ステラの撮影

最後にステラのためにステージ奥から会場を背景に写真撮影が行われた.
「もっとくっついて」とカメラマンの指示によりぴったり寄り添う二人の後姿で体格の違いがはっきりわかった(笑)


以上.
最後のほうはものすごく適当になってしまった.
記憶力の低下が憎い…