日野新選組フェスタ
重い腰を上げ最終日にようやく行ってきました．
調布でMIHOっちと合流して10時半に高幡不動到着．まずは最初の目的地『土方歳三記念館』へ行くためモノレールで万願寺へ．たった一駅なのであっという間に到着です．ホームには既に「土方歳三生誕の地」と表示がありご当地感がたっぷりです．
でもまだまだ全然序の口でした．日野は凄いなー．
■土方歳三記念館
11時からだと思っていたら11時前から開館してました．おお、ラッキー．
まさにご自宅の一角といった雰囲気のお部屋に資料や遺品が置いてあります．
館長の土方陽子氏が最初に資料の説明をしてくださいました．その途中でも続々と人が入ってきてあっという間に部屋は満員．そして外には行列が．
早く来ておいてよかった〜
正面には本物の兼定があります．これは今日までの展示なのでどうしても見逃せなかった．
平成2年の区画整理で取り壊されてしまったという昔ながらの家がなんとももったいない．
池田屋で身につけた鎖帷子の錆付いた様子が鉄の重さを感じさせます．
豊玉俳句集や歳三戦死を知らせる安富才助の手紙なども展示してありました．
この後はもう少し広い展示スペースになるよう改装されるそうです．
グッズ売り場で一筆書きと幕末カレンダーと悩んだ末にポスター購入．この時少しだけ土方陽子氏と娘さんとお話したのですが、グッズに関する陽子氏のコメントがかなりおもしろくてMIHOっちと2人で大笑いしてしまった．髑髏刺繍の羽織は小島さんがかなり気合を入れて作られたそうで、西陣で染めたり裏をちゃんと作ったりと凝った仕上がりになってるそうです．
外の臨時お土産屋ではありとあらゆる食べ物に歳三＆新選組の名前がついてました．しかし少女マンガ風のイラストは正直いただけません．あれ誰？
ここでは売り子のおばちゃんの勢いにおされて歳三ビールを購入（いや、買う気は満々でしたが重さが気になって）
■万願寺メイン会場
今日は最終日ということで無料開放されてました．入り口で抽選券をもらったんだけど、これをちゃんと理解してなかったのがいけなかった．単なる抽選券かと思ってたら先着2000名記念品交換券でもあったらしい．それを早く言ってよ〜
プリクラ
まず最初に向かったのがプリクラ．それもどーよって話ですが混む前にやっておかないとね．
NHKの公式キャラやらキティちゃんやらある中で、もちろんお目当ては土方歳三です！MHOっちと2人で歳三とプリクラ撮ってきました．16分割と2分割の2種類ちゃんと撮ったけど、さすがにダンダラ羽織を羽織るところまでは吹っ切れなかった．負けですか．
大河館
（実際にドラマの撮影で香取君と山本君が着た衣装）
多摩ゆかりの人物紹介パネルの土方が月代山本君ですっげー可愛いの．たまらん．
展示品は衣装や小道具などはまあそれほどでもなかった中で大ヒット展示物発見！
『新選組デイリー』というパロディ版スポーツ新聞の出来が素晴らしいの．MIHOっちと2人でお腹抱えて大笑いしながら全部読んじゃった．
函館戦争の解説ビデオとリンクしたパノラマのおかげで函館の地形や位置関係がよくわかった．そして辞世の句のナレーションがやばかった．泣ける．
出口で池田屋事件を扱った新選組デイリー@100円を購入．やった！
展示されてたバージョンのほうが吹っ切ってた感じで好きだったから、あっちも売ってほしかった．『週間尊攘』『週間勤皇時代』もしもあったら定期購読決定！
イカ焼き
横丁のような雰囲気で食べ物屋や土産物屋が並んでいてちょっとしたお祭り気分が味わえます．ステージの新選組コスプレ隊（正式名称忘れた）のパフォーマンスを横目で見ながらキムチ鍋で軽くお腹を満たす．夜の池田屋を狙ってるからさー．それでも大河好きとしてはどうしても「イカ焼き」だけは食べねばならん！ってことでMIHOっちと2人でイカ焼きをほおばる．食べづらいけど美味い！
グッズ売り場で調布在住のMIHOっちが調布フェスタで買った下敷きの名前が「歳三シート」であることに「なんで調布で歳三なわけ？」と思い切り突っ込んでた．確かに．だってその下敷きって調布フェスタのキャラクターで近藤、土方、沖田、源さんの4人が揃ってるのに「歳三シート」．近藤の立場がないじゃん！
土方歳三特別展示室
なぜ隣にピースメーカーの展示があるのか謎．土方歳三資料館で見た本物の複製があったりと割とかぶった展示内容でした．幕末有名人の写真付きパネルがおもしろかった．一番知れ渡っている写真とは違うのが使われている人もいて、大久保利通なんて若すぎて誰だかわからなかった．
映像室では京都チャンネルの新選組番組が流されていて画面にはお馴染みの伊東成郎氏の姿が！
天然理心流模範演技
最初は2人で型を披露．座った型と立った型．
ピンポイントで急所を狙っているのがよくわかった．寸止めとはいえかなり危険だよー．
続いて真剣での型披露．わらの束を人の頭部、胸部、腹部に見立てて斬るというもの．片手でザクザク斬れてるよ…．こえー．
解説の方の説明がシンプルでわかりやすかった．そして失敗した時には容赦の内突っ込みを入れていた．
あの方が師匠にあたるのかしら．
