総集編

今日という日はずっと前から「大河総集編の日」としてインプットされていたのでした.


がっ!今年1年の有り余る情熱も4年の歳月には勝てなかった…
だめだ、今日はもうロビンちゃんの歌の衝撃が強すぎてほかの事に意識がいかない.
私ってば本当にこんなにもロビンちゃんのことが好きだったんだなあ.


というわけでまだ第一部は見れてません.二部からはリアルタイムで見てました.


鴨編は総集編くらいサクッとやってくれたほうが楽しく見られた.
本放送の時は辛くてね.よく多摩編のほうが辛かったという意見を聞くけれど、私は逆で、京都編ももちろんおもしろかったけれど、鴨フューチャーの3作が本当につまんなかった.
役者がどうのってのはなくて、そりゃ皆さん上手いし魅せるし、そんなことには文句はさらさらない.ただああいういじけた男が大嫌いなだけ.コンプレックスなんて誰もが持ってるってば.そういうのを自分の中で昇華できず外に垂れ流す人がとことん嫌い.あーもういい加減にせーよって、早く鴨暗殺にいかないかってイライラしてた.せめて2作で抑えてくれればここまでイライラしなくてすんだのに.なので総集編くらいコンパクトにまとめてもらえれば、素直に楽しむことが出来た.


3部ははしょり方が凄かった.でも見せるべきところはきっちり見せていて総集編としては工夫されていたんじゃないか.
今回の大河はストーリーもさることながら役者の演技を見るように作られていたなってのがよくわかる作りだった.そして群像劇といいつつも、三谷さんが言うように最終的には近藤と土方の物語であったという点に集約させるような取捨選択がなされていたようにも思う.
最後、みつの手にある二つのコルクを見ていたら、もう大丈夫だろうと思っていたのにまた涙が……
二人は一緒にいるんだなあって思ったらそりゃ泣けてもきます.どういう経路でみつの手に渡ったのかなんてもうどうでもいいです.


本編もダイジェストであったけれど座談会も見事にダイジェスト版.本人「何も覚えてない」って言った割には藤原君が一応司会の役をちゃんと果たしていたじゃないですか.最後の香取君の言葉はじーんとくるね.三谷さんや小林さんが「香取君の言葉には嘘がない」と言っていたのも納得.こういう時に出てくる言葉は香取君の心からの気持ちだと思えるからこそ周りも感動しちゃうんだろうね.
香取君も涙目だったけれど、山本君もやばそうだった.スマステで「香取君が新選組のことを語るだけで泣けてくる」っぽいことを言ってたからさ、そりゃ目の前であんなこと言われたらロマンティストの山本君にはたまんないでしょう.