『溺れる人』を見て

篠原凉子目当てで見ました.
実話に基づいてるのか.
私はアルコールを受け付けない体質なのでアルコール依存症になる可能性は限りなく低いと思う.
室井滋演じる女医のセリフに「アルコール依存症になる人は責任感が強くてしっかり者が多い」というのがあった.
アルコール以外の依存症になる人も同じ傾向にあるんじゃないかと思う.
ついでに他人の目が気になったり他人の期待にこたえたいといった気持ちが強い人が多そう.
私はおそらくその対極に近いので、凄く不思議な気持ちで画面の中の出来事を眺めてしまった.あれほどのエネルギーで感情が高ぶったり行き止まりの閉塞感を感じたり、そういう状況を実感として感じることが出来ないの.
だから最後に作者の女性が「家族の大切さ、ありがたみ」を語ってるのを聞いたときに、本当に素直に「この人は幸せだなあー」ってちょっと羨ましくすらあった.