ルーブル&オルセー

[私的覚え書き]
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カフェ朝食

「お洒落にカフェで朝食を食べたい」という上司につきあってシャンゼリゼのカフェで朝食です.近くにPaulがあるからそこでパン買って少しでも早くルーブルに行きたかったところだけれどグッと我慢.
カフェの猫ちゃんを激写.可愛い.

ルーブル美術館

凱旋門からルーブルまではメトロで一本なのにホームに行ったらメトロが止まってる!
時間が惜しい私はそこで同行者と別れて一人タクシーでルーブルへ向かう.カルト・ミュゼは昨日のうちに買ってあったので待つこともなく早速デノンへ突入です.


本当はお昼は一緒に食べる予定だったけれど、とてもじゃないけど見きれない!電話をいれてお昼も惜しんでひたすらルーブルを堪能した.実は朝日本から持ってきた高級ユンケルを飲んでおいた.ずーっと冷蔵庫に入ったままで飲む機会がなかったから、ここぞとばかりに持ってきたおいて良かった.これで一日頑張れる.


前回来た時とまた展示場所が変わっていてお目当てのものになかなか出会えない.以前ドラクロワあたりが展示してあったフランス絵画の一連の部屋が閉鎖中で、結局そのあたりの絵は見られなかった.
ルーブルは確かに大きい.めぼしいものを見るだけでもちょっとしたハイキングをするくらいに歩かされる.でももう少し上下と左右のアクセスが簡単にできればこんなに苦労することはないと思う.


最初に向かったのは当然イタリア絵画の部屋.
最近特に中世〜初期ルネサンス期が気に入ってるので最初の部屋はちょっと感動した.
ボッティチェリ大好き!!
ツアー観光客が多いせいか超有名作品の前以外は人だかりがない.おかげで大好きな聖母子像を独り占めできちゃった.

レオナルドは別格として、今回グランド・ギャラリーで目に付いたのはグイド・レニとブロンツィーノ.どちらも硬質な肌質がいい.最近の自分内モードはこれなのかしら.


スペイン絵画ではムリリョ.少女のようなマリア、愛くるしい天使に子供、そして可愛い動物は本当に優しい気持ちにさせてくれる.
フランス絵画では大好きなフラゴナールが2点しかなかった.あの女の子の絵はどこにあるの〜?
コースから外れたところにあるせいかフォンテーヌブロー派の美女達もしっかり独り占め.うーん、もったいない.
例え絵だとしても綺麗な女性を見るのは楽しいね.
中世フランス絵画はどれも思わず目が留まってしまった.ストレートに信仰が表現されている絵はなんともいえない強さに満ちてる.


フランドルやオランダ絵画ではボッスの愚者のなんとかって絵にご対面、これもまたすっごいあっさりとかたすみに飾ってあるから思わず通り過ぎちゃうところだった.アレゴリーではとても有名な絵です.

同じ部屋にはメムリンクの作品が多数展示してあった.うっわー、好き好き.このあたりのオランダ絵画は不気味なところも含めて好きです.
クラナッハも凄く小さい部屋に展示してあったからあやうく見逃すところだった.
この少女の絵は大好き.かわいくてしょうがない.クラナッハの描く少女と女の中間のようなスキニーな女性像は一旦はまるとたまらないものがある.


ギリシャ彫刻も大好きなジャンルのひとつです.

オルセー美術館

多分6時の閉館までいられたけれど、オルセーは明日休みだから急いで3時にオルセーに移動.ルーブルとオルセーは歩ける距離にあります.大規模面積に人が散らばるルーブルに比べオルセーはどのフロアも(特に3階)人でごった返してた.


私の目的はマネとボナール.これだけ見られればいいやと思ってたけど、結局全室制覇してしまった.
最近興味が薄れてきてたものの、やはりモローはいい.特にオルセーに展示してある作品はモローの作品の中でもかなり上位に入るものだと思う.


今日の美人.


夜は同行者とシャンゼリゼのカフェで夕食を一緒にとる.
個人旅行のときはサンジェルマンやフォーラム・デ・アルあたりばかりをうろちょろしてるので実はシャンゼリゼには全然馴染みがない.今回ホテルと仕事先がこの近辺だということでシャンゼリゼ凱旋門のあたりを随分歩かせてもらいました.