サモ・アリナンズプロデュースNo.23『AB男』@スペースゼロ

【作・演出】倉森勝利
【CAST
小松和重……安部番・AB男
高木尚三……高木大使
久米淳子……エリ・ジュン・ゾンビB
佐藤貴史……タケちゃん
中沢功………秘書
島村朋子……チャッピー
峯村リエ……女帝マキ
池田鉄洋……アキラ医院長
大政知巳……AB男(昼の顔)
久ヶ沢徹……媒染・じゃずだんさー
オクイシュージ(友情出演)……長官・ジャズダンサー
原田拓哉……原田さん・ゾンビA
阪田志麻……ジャズダンサー


倉森さんが緊急入院ということで出演が不可能となり、小松さんが引き継いでの上演となったらしい.引継ぎっていうのが何を指すのかわからないけれど、最初から小松さんは主役だと思うからオクイシュージが本来倉森さんがやるはずだった役を引き受けてくれたのかしら.
芝居の中でも峯村さんが"大変なこと"の例で「公演中止」と言って池田さんに「ドキッとするからやめて!」って心臓押さえてたくらいだから、きっと直前までバタバタして大変だったんだろうなあー.
ただ、個人的にはオクイシュージが見られて大変嬉しかったです.小松さん、久ヶ沢さん、オクイシュージ、池田鉄洋峯村リエって、笑いのツボを直撃するメンバー勢ぞろい.この人達には基本的に何をやられても笑います.どんなゆるーいギャグでも笑えます.
なんというか主要メンバーの誰もが濃すぎて(普通の芝居だったらこのうち1人いるだけでも十分)、それぞれがそれぞれの濃さを打ち消してかえって薄味になってたかもしれない.どっちを見ても濃いってのは濃さの基準がわからなくなるもんだね.
峯村さんや池鉄がそれでも芝居を運んでいこうとするのに対し、同じ客演のオクイシュージの好き勝手さときたら.舞台の上で自由自在.笑ったわー.
サモアリのノリは大好きなのに必ず途中眠くなる.でもその眠さを誘うゆるーい雰囲気すら好き.


いつも可愛いと思っていたグッズが刷新されてました.今回こそ売り切れる前にとTシャツ2枚購入.
ポップな色使いとデザインが可愛いのだ