たまったものを消化
タイガー＆ドラゴン
大好き．もうこのドラマが愛しくてたまりませんよ．
全体のまとまりはもちろん一つ一つのディテールも楽しめちゃうから二度おいしい．クドカンテイストの会話のキャッチボールに唸りっぱなし．クドカンのドラマは他のドラマのように「作りものの会話」としてじゃなく、登場人物が自然に会話してるように無意識のうちに捉えているように思う．だから「そう言われてこう返すか！？」って驚いたり感心したり、リアルな社会で他人の会話を聞いた時と同じ反応を返してしまう．あんなにデフォルメの強い作品なのに一番リアリティーを感じるんだよね．
楽しみにしてた古田新太は漫才師で登場．本来関西人なはずなのに関西弁のイメージがないから関西弁を喋る古田さんって不思議だったな．まりおのクルンとした髪型がキュート過ぎ．舞台に登場した途端、普通に「かわいい！！」って思ったもん．最近Hさんは私があんまり古田さんが可愛いと言うもんだから、古田さんが可愛く見えてきたそうだ．「みったんの時はひたすらキモイとしか思わなかったのに〜」だって．いやあ、言い続けてみるもんだね．そば湯を吐き出す姿ですら素敵に見える、これぞ古田まじっく（笑）
みっちゃんとの似たもの顔夫婦も良かった．最後、独房(?)ですら笑いを取ろうとするも、そのテンションの低さに関西芸人のサガを見た．
毎度のことながら虎児がいい．漫才見てるときの笑い方はもはや芸術的とでもいっておきましょう．どうやったらあんな笑いができるんだ．しかもあの笑い方でサムくない．長瀬君って凄いのね．虎児もある意味純粋培養だったんだなあ．漫才も知らずに笑うことなく成長してきたおかげで「おもしろい」ということだけを単純に指標にできる強さがある．強引だけど憎めないのは素直だからだよね．
恋におちたら
だめだ、挫折しそう．TVつけてるのに画面を見る気にさせてくれないドラマになってしまった．フロンティアのあれこれが本気でどうでもいい．今までもそうだったけど今回は特にちっとも話が頭に入ってこなくて何度も巻き戻してしまった．
かろうじて龍太とマリコと島男の下町チームの明るさで見続けてたようなものだけど、龍太のあの行動には「ああ、とうとう彼もあっち側にいってしまったのね」と遠い目をしてしまった．
やだー、片思いの相手の不倫相手の会社に乗り込んでく（しかもあの格好で）男なんてやだー．せめて、せめて外に呼び出してくれ．マリコが怒るのも無理ないよ．さすがに今日は同情できません．
離婚弁護士
いまだに天海祐希の恋愛話が果たしてこの内容のドラマに必要なのか同なのかがわかりません．いらないんちゃう？それにしてもこれに出てくる男は毎回毎回救いようのない悪者なんだと思ってたら、今回はちょっと違いましたね．
anego
前回までは「赤西君はおいしい役をもらったなあ．これでお姉様の人気爆発じゃん」って思ってたけど、今回で微妙な立場に．あの心の声は反感買うよ〜．
でも、ま、可愛いけどね．ごくせんの時よりいい感じ．
篠原涼子も戸田奈穂もどちらも綺麗だから、職場でなんだかんだ言われてしまうのがよくわからない．男性の気持ちはわからないけど、私だったら綺麗で仕事ができる女性にはいてほしいけどね〜．あと綺麗な人を見るのは単純に楽しいじゃん．だから篠原涼子と戸田奈穂のツーショットを見せられると、「それで何の問題が？」ってドラマの根本的な設定に疑問を持ってしまう．
ER
ここ最近のロマノの描写が度を過ぎてるように思えたのはこういう展開のためだったのか．やはり長年の習慣は変えられず月曜10時はBSにチャンネルをあわせてしまう．
今日はERお得意の突発事故の回．怪我人が運ばれ大騒ぎになっていようが、後ろで七面鳥の心配をしてるのがERらしい．
常々こんなギスギスした人間関係の職場でよくもまあみんな働いてるわねえって感心してたけど、たまたま長期海外出張から帰った同僚の愚痴を聞いてたら、同じじゃん！ERの人間社会を同じだよ！あの世界って物凄くリアルなんだって逆に驚いちゃった．
王様のレストラン
再放送をポロポロ撮りもらしながらも見てます．基本的には大好きなドラマですが、センゴクさんに反発して仕事をボイコットする回だけは受け付けない．料理人ならまず料理を食べにきた客を第一に考えろよって言いたくなるんだもん．客を待たせたりするだけならまだしも、素人の料理を客に出すことになる状況に平気な感覚がわからない．こういうことを思うのは私が日本人だからだろうか．ERのことやイギリスの職場事情などを聞いたから尚更のことそう思った．
筒井君は愛されキャラだね〜
心の砕ける音〜運命の女〜*1
WOWOWで放送された吉岡秀隆、鈴木京香、香川照之出演のドラマ．WOWOWのオリジナルドラマはかなりクォリティが高い．このドラマはなんといっても出演者が素晴らしい．物凄く暗くてやりきれないお話で、ドラマで楽しく頭をリラックスされたい派の私には不向きな内容だったにも関わらず見入ってしまったのは、役者がみな魅力的に演じてくれていたというのが大きい．虐待を受け父親の人殺しの手伝いをしてしまったという暗い過去を持つ女性（早紀）を鈴木京香が演じ、冷めた物言いで強がりながらも傷ついている様子が痛々しいほど伝わってきた．
兄との板ばさみに苦しみながらも早紀に惹かれていく男を吉岡秀隆がナイーブに演じてた．ナイーブって言葉はこの人のためにあるような不思議な人だね．
