タイガー&ドラゴン

明日の朝超早起きしなくちゃいけないっていうのに、12時半頃帰宅してどうしても我慢できずに見てしまった.最後物凄い勢いで話をたたんできたな.でも小虎が無事高座に上がってるのを見れたので満足です.
師匠と組長がお互いに小虎を迎えに行きたかったって喧嘩してるシーンがどうにもたまらなかった.こんなに思ってくれてる人がいるのに、小虎は自分の帰る場所がないと思ってるんだよ.その距離感が切なすぎる.
働くならどこでも出来そうなのに、あんな近くで働いてるというのは「落語をしたい」「寄席に戻りたい」っていう気持ちが無意識にでも働いちゃったんだろうね.喫茶店でおもむろに語りだした落語が明らかに前より上達してて、それだけで3年間の小虎の生活がどんなものだったのかが伝わってきた.実際には続けて取っただろうにあれだけ落語の語りを変えてきた長瀬君が凄い.
今回は落語再現ドラマの挟むタイミングとリンクの仕方もよかった.あの体格で子供に見える良々君というのは恐ろしい役者だ.師匠と小虎が再会したところでいきなり再現ドラマに切り替えたのには少しびっくりしたけど、ベタな対面シーンにしないあたらいがクドカンっぽい.
虎と竜で主役2人のはずなのに最後まで小虎ばっかり印象に残ったな〜.クドカン脚本の長瀬君はうっかり惚れそうになるからタチが悪い.
このワンクール本当に楽しませてもらった.終わってしまったのが寂しい.またあの世界をスペシャルでもいいのでぜひ味わわせてもらいたい