眠狂四郎

毎日なんだかんだと楽しみになってきてる時代劇.どうやら仁左さんが30代後半のころの作品らしく、毎回コテコテのお色気シーンが出てくるところに時代を感じるわけですが、昨日はさすがに突っ込まざるを得ないほど凄かった.
父親の仇に媚薬を飲まされ犯されさらわれるお嬢様ってとこまでは、常套句とすら言える展開でしょう.
が、その仇が狂四郎に挑んできた姿をに唖然とした.
媚薬で色ボケになったお嬢様が上半身裸の腰巻姿で蝉のように仇の腰にまたがってますよ!お嬢様をぶらさげて仁王立ちの姿の間抜けさときたら!普通に脳みそついてたらそんなお荷物抱えて戦い挑みますか?
それなのに「娘がいたら俺が切れまい」と自信満々です.ありえねー.
こんなコントかと思うようなシチュエーションを大真面目にデカダン演出で見られる貴重なドラマです.見逃せん!