BENOIT

http://www.benoit-tokyo.com/index.htm


9月に青山にオープンしたアラン・デュカスProduceのフレンチ・ビストロ『ブノワ』にHさんと一緒に行ってきました.フランスの家庭のリビングのようなカジュアルな印象の内装で気軽に行くことが出来るお店でした.お店のコンセプトとして掲げてあるようにアットホームな雰囲気が漂い、適度に放置してくれるので女性同士で美味しいものを挟んでお喋りするにはもってこい.Nice Viewも楽しめます.


ちょうど昨日がボジョレーの解禁日だったので、せっかくだからと食前酒はボジョレーにしてみました.
カベルネソーヴィニョン&重い系&タンニン強い系の赤が好きだから、当然の如くボジョレーには興味がなくてほとんど飲まない.久しぶりに飲んだらあまりの味の違いに驚いた.あっさりさっぱりでジュースみたいに飲めるのね.アルコールに弱く量が飲めない私にはやはり必要がないタイプのワインとみた.


今日は最初からPrefix Menuを頼むと決めてたけど、ボジョレー飲みながら聞いたアラカルト料理にぐぐっと心が持ってかれた.アラカルト目指してまた行こう!
ということでPrefix Menu(3品コース)を注文しました.
適度な量なので魚&肉を食べても何とかデザートにたどり着くことができた.でもお腹一杯でかなり苦し〜

チップス&ディップ

ぱりぱりの、うーんと春巻きの皮だけ焼いたような薄いチップスにレバー系とチーズ系の2種類のディップ.チーズがうまい.

パン

フォカッチャ、オリーブ入り、パン・ド・カンパーニュ、グリッシーニの4種類.

前菜(お勧め2品)

サプライズということでメニュー決めの時に聞いても教えてもらえませんでした.
・地中海風アンチョビ マーマレード オニオン、レーズン、ケッパー(玉ねぎとレーズンを敷いた上にアンチョビ)
・サラダ・リヴィエラ(カラフルなサラダ)

ワイン追加

メインのワインとしてしっかりしたボディのフランス赤ワインをグラスで.注文した直後に名前は忘れました.あまり聞いたことのない名前だった.葡萄はいろんな品種のミックスだそうで.グラスについだ直後はちょっと酸味の強い香りがしたけれど徐々に滑らかになり、最後までおいしく頂きました.かなり気前よくグラスについでくれます.

気仙沼産メカジキのアンチョビ風味 秋野菜のプロシェット 柑橘類のマーマレード

メカジキの下のマーマレードのソースがあっさりしていい.ちっちゃな秋野菜達のソテーがおいしかった.魚はあまり興味が無いのでよくわからないのです…

ラカン産仔鳩のロースト セージの香り アバティ ポレンタ

セージが凄く効いていて仔鳩の臭みとかは無し.どっちかというと肉よりつけあわせのポレンタが気に入った.
roti d'abbatisのアバティって何だ?ってことで調べたら

  • abattis(男・複) アバティ [食材] 家禽の頭や手羽、砂肝、肝臓などの肉以外の部位

だそうです.確かに細いバゲットにレバーを塗ったものがロティしてあった.
残念ながら食べきれず残してしまいました.不覚.

パリ・パリジェンヌ

2品好きなケーキが選べるというもの.ミルフィーユとモンブランをチョイス.
ミルフィーユがおいしい!!皮がパリッパリなのに飛び散らずちゃんとフォークとナイフで綺麗に食べられます.
モンブランは想像してたのと違い、グレープフルーツのタルトの上に生クリームと栗のクリームがのった物だった.栗クリームが一番少ないの.「フランス風の」って説明されたけどフランスのモンブランってこういうのなの?
モンブラン嫌いだった私を一転モンブラン好きに買えたアンジェリーナのモンブランはこれでもかってくらい栗だけどなー.

コーヒー

おみやげ


最後にクッキーをお土産にもらいました.


〆て約15000円.
アラカルトはMenuより量が多いそうです.前菜盛り合わせが食べてみたい.
お喋りに夢中でいつの間にやら11時半もとっくに過ぎてました.久しぶりに終電ぎりぎりまで楽しい時間を過ごしてきました.