トークショー at 京都駅


朝っぱらから寒い中待ってたおかげで比較的前方のセンターで見ることが出来ました.合流者含め5人で待つこと数時間、途中吹雪いてきたり風にあおられたりと「我々は試されてる」と感じつつ、それでも思ったよりもあっという間に時間になりました.普段チケ取り並びで鍛えられてたおかげかしら.

出演者登場

巨大クリスマスツリーの前に不釣合いな「誠」の旗が飾られて準備万端、吹きっさらしで見てるだけでも寒いステージに本日の出演者が登場です.
下手から司会の女性、照英、山本君の並びでした.愛之助は後からなのね.

服装チェック

照英は茶系の皮コート着用.ウェストでベルトをするタイプで、いかにも元モデルといった洒落た雰囲気を醸し出してました.喋ると島田そのものなんだけど、パッと立ってる姿はダンディーですね.


山本君は珍しく黒のタートルに黒のジャケット、濃いグレーのウールっぽいパンツにマフラーというお坊ちゃま風ソフトなコーディネートで、ツボにはまった妹は隣でひたすら「可愛い」「可愛い」と呟いていた.


こっちはカイロ貼りまくりの着膨れ状態だというのに相変わらずの薄着で、司会の女性にも「さっきの打ち合わせの時の格好のままですね」と突っ込まれてたけど、照英が「背中に一杯カイロを貼ってる」といったのに対し、山本君は「脱いだり着たりがめんどくさいからこれでいい」とものぐさコメントをしてました.本人曰くそれが「男っぽい」らしいですけどね.でもすぐに鼻の頭や耳先が真っ赤になってた.


椅子には一応あったかいクッションが用意してあったみたい.途中でスタッフ用ダウンジャケットとカイロが支給されて、せっかくの長い足がジャケットで隠されてしまった.妹によると、久しぶりにカイロを使い「最近のは振らなくてもあったかくなるんだ!」って時代に乗り遅れた発言をしてたS姉さんに受けてたら、支給されたカイロをすかさず振ってた山本君がいて「同世代同世代」ってさらに受けたらしい.

全体の印象

今回はほぼ既出の話ばかりで、いつも覚えてられないのだけれどいつにも増して覚えてません.
司会の女性はボケが入って面白いんだけれども、司会という点では話を膨らませずにブチッと切ってしまって話が上手く転がっていかないのでいまひとつ盛り上がりに欠けたかなあ.あらためて吾妻アナの力量を再認識しました.そんなわけで、話の起承転結というか、流れが見えないトークショーだったので頭の中で整理がつかず、本当に記憶から抜き出した断片を思い出した順に記述するだけになりそう.


えーっと、山本君は照英をからかいたくてしょうがないのね.照英が言うすべてのことに突っ込みいれる勢いだった.二人でフリートークさせたら真剣に話す照英にずっと突っ込んでそうで面白かっただろうに、進行があるからしょうがないんだろうけれど司会者がすべて断ち切るから残念だった.
その司会者はというと、語られた内容に対しコメントを返さず次の話題にいってしまうので、照英に「聞いてます?」「興味ないでしょ?」って逆に突っ込まれてた.
観客に「(寒い中)大丈夫ですかー?」と聞く司会者に、すかさず「大丈夫なわけないじゃないですか.」と切り返す山本君もいました.

照英結婚話

ムック本で語ってたことです.
前室でありえないくらいじーーーっと照英を見つめていて、何かついてる?って思うくらいじっと見つめて「結婚するの?」って聞いたこと.
結婚の発表後すぐに「おめでとう.でも俺はわかってたから」ってメールが来たこと.
香取君からのメールを転送したこと.
凄く嬉しかったと照英.


メールは良くやり取りするのか?って質問で、どんなメールを書いてるのかって話になり、
 山本⇒絵文字あり
 照英⇒絵文字無し

お互いの印象

山本君⇒照英
 ウザイです.


照英⇒山本君
カツラ被って衣装をつけて(山本君に)対するとまた全然違う感じになる.撮影前からじっと役に入っていくタイプの人もいるけど、この人は直前までギター弾いたり大笑いしてたりするのに、撮影となると途端に目つきががらっと変わって本当に凄い.


そういえば司会者がカツラのことを思わずヅラって言ってしまい、「ヅラ??」って二人がこそこそ話してた.
とにかくよーく二人でこそこそ話してた.司会者が「2人でこそこそ喋らないで下さい」って言っちゃうくらい仲良しさんでしたね.
あ、あと続編の紹介で「こんどういさむ」と読んだ司会者に驚いた照英が「いさむ?」(口の動きでわかりました)って山本君のほうを向いてた.とりあえず出演者のいる場で本編主役の名前を間違えるのは失礼だと思いました.


カツラ4種類

まあ、何で今更って話題ではありましたが土方が被った4種類のカツラの説明あり.
山本君、副長時代のカツラを「竹内力みたいな」って……もっと他に表現はないものか.
吹石一恵ちゃんや優香ちゃんといった女優陣には和装のほうが評判良かったんだって.

照英をいじる山本君

相変わらずのマジックの話題で「今出来ますか?」との問いに
山本「今は照英さんを消すくらいしか出来ません」
照英「消さないでくださいよ〜」
山本君は昨晩京都のマジックの師匠のところに行ってきたんだって.


新幹線が遅れて間に合わないかと思ったという照英に
山本「そのまま来なきゃいいのに」
照英「ええぇーー」


照英を意味なくじーーーっと見つめる山本君に
照英「なんで見詰めてるんですか!」


お互い忙しかった中での撮影という話題の中で
山本「八犬伝もあるし
照英「そ、それはここでは(超焦りながら)」
山本「照英さんはどっちを見るの?」
照英「もちろん新選組ですよ.誠ですから」


他にも言葉尻を捉えてボソッと突っ込んでみたりと意地悪モード発動.本当に照英のことが好きなんだな〜ってのが伝わってきた.照英もすぐにニコニコと山本君のほうを向いて、たまに手でつついてみたりと、物凄く気があってる雰囲気だった.
照英はこのトークショーの間に何度土方歳三山本耕史を愛してます.LOVEです.」と言ったことか.
そしてそれをさも当然とばかりに聞いてる山本君.

続編の撮影は?

山本君:
本編は前室でわーって騒いでたけど続編は結構深い話をしたりした.島田とかいなくなったら本当に寂しくて、前はスタジオ見学してる人に手を振ったりしてたけど、今回は(思い出すように)………あ、してましたね.池松くんにも手を振ってみたらって言ってみたり.

続編の工夫 島田編

スタッフに頼んで鎧の胸元(?)に『誠』の文字を自筆で入れたらしい.
え?あれ自分で書いたの?って山本君は知らなかったらしい.綺麗な字だそうですよ.
照英「意外とマメなんです」


あ、あとトークショーでは明かされなかったけれど、続編では島田の顔にも歴戦の名残があるそうです.
照英が山本君にこそっと内緒話で教えてて「あ、あれって前はなかったんだ」と山本君.
見ればすぐにわかる何からしいです.

島田の泣き

しょっぱなから「京都に来てどうですか?」と聞かれ「泣きそうですよ」と答えていた照英.司会者に「どんどん泣いてください」と言われてた.
今回の続編でも泣くシーンはあるみたいで、土方扮装の山本君を見ると涙が止まらなくなったらしい.
山本君に「150回くらい泣いてた」とここでもからかわれる照英.

「カッコ男泣き」「(男泣き)」「(男泣き)」って台本に書いてある.本番前に「しつこいよ!」って言われたけど三谷さんに言ってください.

愛之助登場

インタビューで見たキャメル色のジャケットと黒いシャツ.南座出演中だから途中入場&退場なのかなあって思ったけど、話からすると最初の打ち合わせの時からちゃんと居たみたい.
照英とは一緒の撮影がなかったので、その打ち合わせの時に「始めまして」って挨拶しててびっくりしたって山本君に言われてた.

  • おたがいの印象は?
    • 品があって落ち着いていて榎本にぴったりと山本君
    • 山本土方を褒めたあと「お互い褒めあって気持ち悪いですね.」と愛之助
  • 糸通しゲーム
    • 山本君に教えて最初は出来ないって苦労してたのに山本君は98本通したらしい.愛之助は50回ちょい.
  • メール
    • 道がわからないから教えてってことで会ってすぐにメール交換した.機種が違うから絵文字が使えないから顔文字入りで.

長台詞

基本的にドラマでは3ページくらいで気合いが入る長台詞なんだって.それが今回の続編ではページをめくってもめくってもずーっと台詞が終わらなくて「どうやって覚えるんだ」って呆然としたらしい.
基本的に関西弁の愛之助、「榎本は標準語を喋ってるつもりなのに結構訛ってるから気をつけて見てもらえばわかる.撮影前に山本君にイントネーションを聞いて直したりしてた.」
2人とも舞台中&舞台稽古中で、夜中2時3時まで撮影があるのは当たり前、ひどい時には朝6時に終わるとかいう日が続いた時もあったらしい.
「大丈夫でしたか?」という問いに「意外と平気だった.やればできるもんだなーって」と愛之助

台詞の覚え方

山本&照英⇒飲みながら、食べながら.
愛之助⇒運転中 or 喫茶店


山本君はほとんど台本を持ってこないらしい.
なぜ?⇒荷物になるから.その分家で努力してるってことです.

器用なこと(山本君)

手先が器用ってイメージの話で「さっきもちょっとした顔合わせの時に大体こんな話題でってことを書いたペーパー1枚を早速折ってましたね.」と司会者にばらされた山本君.
山本「四角枠のところを折ってただけ.横断歩道の白線だけを踏むのと同じですよ.よくわからない例えだけど」
照英「器用なのか聞いてないのかって話ですよ」

撮影ウラ話は?

ウラ話???ってしばらく顔を見合わせて考える山本君と照英.二人とも思いつかないみたいで
「ウラ話って言ったら全てがウラ話」「結構話してるし」
ってことで特に目新しい話題は無し.
山本「ここでいる皆と飲みに行って話しましょう……こんなに大勢入る店が無いか」
いや、問題はそこではないかと……
とりあえず早く飲みに行きたいのだなあーって思いました.寒かったもんね.


ジューじゃんの話も登場.多い時は20人〜30人くらいになって大金払わされるんだとか.
山本君はほとんど負けなかったらしい.一番負けたのは山南さん.相変わらずの物真似登場.

芝居のアドバイスとかは?

(それぞれ)特にしない.
照英「土方の台詞とかで凄いなあって思うときは、それどうやって言うの?って聞いたりした」

吹越さんは?

山本くん曰く
「普段はとても寡黙な人だけど芝居に入ると面白い.リハの時に目の端に入ってきて、階段で躓いたりしてるから「大丈夫ですか?」って聞いたら「芝居芝居」って.小芝居、って言葉おかしいですね(と自ら笑いつつ突っ込み)、細かい芝居が凄い.」
相変わらず言葉遣いが微妙な山本君.

市村鉄之助役の池松壮亮くん

あちこちで「可愛い可愛い」と連発してた山本君ですが、今回生で聴いてそのテンションの高さに驚いた.かなりの気に入り具合ですよ.
今回も振られた途端「可愛い」の連発.「撮影中からずーっと言ってた」と照英.

最初見たとき女の子だと思った.携帯の番号聞こうと思ったら持ってないって、あ、持ってないんだー、じゃ自宅の電話番号はって聞こうとしましたもん.
明日休みだけど何するの?って聞いたら、友達とサッカーするって.可愛いんですよ〜(とろけそうな笑顔で)
愛之助「あんまり言うと危ない人だと思われるよ」)
本当に危なかった.最初モニターで見て、土方の洋装姿で「あれ誰?」って聞いてましたから.

びっくり照英

「続編について(山本君&愛之助に)何か聞いてみたいことはありますか?」といきなり振られた照英.
びっくりしてしばし沈黙.
「え??え??俺出てるのに?!!」
確かに、客に聞くならまだしも、出演者が出演者に何を聞けと???


そんな照英.司会者にタメグチで話しかけられるわと踏んだり蹴ったり.
「タメグチ聞いてしまいました.」と謝る司会者に、「タメグチ聞かれてるって前代未聞ですね.」と山本君が一言.

物真似

ぐっさんの物真似話から山本君の物真似に.
会場からリクエストを受け付けたところ、またも「山南さん」の声が.
って、それさっきやったじゃん.なんで声高に主張するする人たちは何でもかんでも山南さんなんだろう.
今回もう1点山南さんが登場したんだよね.もういいじゃん.(すいません、自己主張しないくせに文句だけ言ってみました)


今回は斎藤一オダギリジョー君の真似という珍しいものが見られた.

「(土方口調で)斎藤!」
「xxxxx(ほとんど聞こえない)」
「(耳に手をあてながら)えっ?……あっ、ああ、“承知”って言ったんだ」

とにかく声が小さくて、すぐそこにいても何言ってるのか聞こえないんだって.

吉弥さん登場

青いスタッフジャンパーを着たカメラマンがステージのまん前に近寄って写真を取り出した.
最初は何も気にしてなかった山本君と照英が、しばらくして怪訝な顔でカメラマンを見詰め「え?プロじゃないの?」みたいなことを呟いたから、てっきり一般人が勝手に近寄っちゃったのかと思ったのに、すぐその後に「何してんですかぁ!!」って2人が指差して爆笑し始めた.
振り向いたその顔は吉弥さんでした.

軽快なステップでステージに上がる吉弥さん.
一方ツボにはまってその後しばらく笑いが止まらない山本君.隣で吉弥さんが喋ってるのに顔をくしゃくしゃにして笑い続けてた.
照英には「なみだ目になってるよ」と突っ込まれ(確かに涙をぬぐってた)、とうとう自ら「僕のことはほっといてください」と司会者に言ってた.


山本「随分前からいましたよね?」
吉弥「1時間くらい」
山本「(爆笑)」
吉弥「誰にも気づかれなかった.」
細かいことが気になる山本君は「ここの前に来てからはどのくらいですか?」としつこく聞いていて、「5分くらい」という答えに納得してた.


「前回の源さんみたいに今回も誰かサプライズがあるだろう、あるんだったら吉弥さんだろう」とまで当たりをつけて、周りに居並ぶ新選組同好会のメンバーをチェックしたりはしてたけど、まさか視界のど真ん中から来るとは思ってもみなかったとか.
照英「普通のカメラマンだと思って何気にポーズ取っちゃった.正面向かないように斜め45度で」


吉弥さんはカメラにフィルムが入ってないって聞いて
「だったら役になりきれないって言ってフィルムを入れてもらった」
山本「え?あの写真撮れてるんですか?」
吉弥「撮れてます」
山本「(爆笑)」


吉弥さんは観察方ということで本編でもいろんな扮装をされていたけれど、おじいさんの扮装の時は前室にいても局長も副長も全然気づかなかったんだって.
司会者の「誰にも気づかれないとはさすがですね」と駄目押しの一言に山本君「出てても気づかないとか?」とマジ受け.


吉弥さん曰く、

続編の話はそろそろ隊士が死んでいくあたりから聞こえてきてて、皆で死んだ隊士でもどんな登場なら出来るかってのをいろいろ想像してた.
例えば源さんなら、おにぎりを持ってくるシーンがあって「あ?源さんだ」って思って見たら源さんに良く似た人だったとかどうだろうって話してたら、三谷さんが「それだったら小林こなくていい」とかなんとか言ってたとか.

飲み会の話

吉弥「続編撮影中、試衛館のメンバーがいるから飲みに来ないかって副長から誘われたけど、行ってみたら山本耕史一人が“やあ”って.」
それに対し、山本君は
「撮影終わってみんな帰るって言うから、もう吉弥さん来てる途中だしどうしようってメールで“もしかしたら僕一人になっちゃうかもしれませんがいいですか?”って聞いたら“もちろんです”って返ってきて.でも結局みんな来た.八嶋さんとか(←あと二人くらい名前があがってたけど忘れました)」

会津の特番

土方歳三とオレ」という番組名に「オレですか」と当然の如くツッコミが入り、「部屋とワイシャツと私みたいな」と山本君.
「お宝映像があるそうですが」という司会者に、山本君「あ、温泉ですか」
……そこか!それがお宝映像なのか!扱いがグラビアアイドル並みだ.意図が見えない.
「素っ裸です」と誇らしげな山本君.そっか、あれは「見てくれ」という前向き映像なわけね.

最後の挨拶

山本君は「出演者と視聴者の方は見てるときは同じ気持ちです」と、一緒の気持ちで見られるはずということを強調してました.
照英は何度も島田が73歳まで生きたことを口にしていて、最後にも「島田が73歳まで生き残ったから今回続編に出られた」と出演した嬉しさを語っていた.