その時歴史が動いた 壬申の乱

双調平家物語 (3) 栄花の巻2
この時代が大好きなのでほぅほぅと楽しく見た.
大化の改新はうまい具合に顔は見せてなかったけど岡田君の正月時代劇の映像だったねー.
このあたりの出来事は橋本治が『双調 平家物語』でうまく味付けして物語に仕上げている.番組ではさらっと紹介されたに留まった大友皇子大海人皇子の軋轢や大海人皇子の戦略が、複雑に絡まる思惑やそれぞれの性格による心の動きなどと共に描かれ、歴史の隙間を埋めるだけでなく小説としても非常に面白いものだった.
政権争いというのは端から見る分にはこれほど興味深いものはない.
今回両陣の動きが図解されたおかげで、それぞれの位置関係が理解できた.大海人皇子は吉野⇒伊勢⇒尾張⇒美濃と移動する間に伊勢神宮を味方につけたのね.
でもって、関ヶ原というのはこんな時代から天下分け目の合戦場所になってたんだ.なんであんな山間の小さな場所が大きく歴史を動かす舞台に選ばれてるんだろう.不思議だわ〜.


ところで、戦国自衛隊、後編を録画したもののどうしても見る気がおきない.
このまま見ないでゴミ箱行きになりそう…