KENTARO KOBAYASHI LIVE POTSUNEN 2006『○ - maru -』

東京グローブ座
脚本・演出・美術・出演:小林賢太郎

感想は後ほど。
小林賢太郎はどうしてあんなに知的で可愛らしくて大人で素敵なんだろう(ため息)
今日は一緒に行ったHさん共々、LIVE途中に入った素の小林賢太郎の気づかいにキュンとしてきました。


【感想追記】
外にはガチャポンに並ぶ長蛇の列。ラーメンズではガチャポンあったっけ?
前回と同じく、○をテーマに音楽や映像とのコラボで想像的な世界を作り上げてくれました。
同行のHさんが言うように、このライブは見てない人に説明してもちっとも面白さが伝わらない類のものだと思う。そこにいる全員の共通認識を元に組み立てられる笑いであり、かつ観客の予想通りあるいは予想を裏切るものを提示することでの笑いである。


半円2つをタイヤや傘、虹などに見立てた作品、、様々な足音を組み合わせた想像力を刺激する作品、映像で表現される丸いものにリアクションを取る作品、映像と音を使った指歩行作品など一連の作品の中で、今回は黒ヤギさんと白ヤギさんのコントが一番のお気に入り。やりとりされる手紙の内容が最高でした。でも若い客が多いからネタになってた『木綿のハンカチーフ』がわからないひともいたんじゃないかしら。
アナグラムの穴の『不思議の国のアリス』タッチのカードBOXとカードは物販で売り出してもいけるんじゃない?脱力系のイラストと共に売ればいいのに。
途中から脱いだ上着をはおらなくちゃいけないくらい冷えてきて寒いなーって思ってたら、どうも小林さんが凄く汗をかいてたので冷房を入れてもらったらしい。『アナグラムの穴』の途中で「寒い人いませんか?大丈夫ですか?」と一言。その後しばらくして「空調もういいです。鼻ふいてる方もいらっしゃるし。」と素敵なあの声で言われてキュンとならない女性はいまい。ネタやってる合間にふと見せた素の姿に一撃くらいました。素敵だ。


今回のラストは銀色の雪を降らせて情緒的な方向にもっていってました。雪だるまに抱かれるように死んでいく画家の表現が目に焼きついた。